天地を信じる心・懸魚(げぎょ)

公開日 2021年10月8日 最終更新日 2021年10月10日

新月の日、鹽竈神社へ参拝をしていたら、ボランティアガイドさんに声をかけていただき、色々なことを教えていただいた。
2011年から2013年の間、仙台~本塩釜間の定期券を作って、朝晩参拝していたのにも関わらず、私は鹽竈神社と志波彦神社のことを全く知らなかったのだ。

中でも特に印象的だったのが、懸魚の話だ。

懸魚/鹽竈神社

塩釜神社別宮を横から見ると、屋根の三角になった部分から何やら垂れ下がっているものがある。これが懸魚である。

昔、神様への捧げものとして、家の軒下に魚を吊り下げる習慣があったそうだ。
不漁が続いて食べるものに困り、自分たちが食べる魚を優先させる家と、自分たちが食べる分よりも神様に捧げることを優先させる家とが出はじめた。そんなある日、村が火事が発生した。軒下に魚を吊り下げていた家は焼けなかったのだが、吊り下げなかった家々は跡形もなく焼けてしまった。

という伝説があるらしい。
神社仏閣にとって、お賽銭箱を盗まれるよりも恐れているのは、火事である。
火事が起きないよう、手水舎のような小さな建築物にもこの懸魚があるそうだ。

あらゆるところに懸魚あり/鹽竈神社

神様を、天地を、宇宙を、信じようね。

安心・安寧でいようね。

自分の御魂を、天地を、宇宙を信頼して待とうね。

新月の日、受け取った素晴らしいメッセージである。

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