【充実編】アイスランドと溶け合うパワフルなスポット

公開日 06/10/2019 最終更新日 2021年10月2日

ヒーリング・アイランドと名高いアイスランド。ヒーティング・アイスランドと言ってもいいほどに、大地は活発に活動して地球を整えている。実際に行ってみると、名も知られていないような川や岩や滝にさえ、地球の鼓動を感じられる。前回は、1泊2日という短い旅だった。今回はレンタカーを借りてまわってみたい。無計画な気ままな旅でも、せめて”見どころ・名所”として紹介されているスポットや、出会っておきたい動植物たちを、知識として頭に入れておこう。どんなワクワクがアイスランドにはあるだろう。

アイスランドの大自然を満喫

アイスランドには、ヨーロッパ最大規模の氷河、多くの滝、火山岩が造り出した壮大な景色が待っている。これに出会うためには、寒さに備え、足元の悪さに備え、いつだってトレッキングの装備が必要だ。絶対に外せないスポットをリスト化してみた。

レイニスフィヤラ・ビーチ

レイニスフィヤラ・ビーチ/アイスランド

レイニスフィヤラ・ビーチは、島の南端にある。芸術的な奇岩のドーム、宝石の結晶のような岩、海に浮かぶ島々と、柱のような、ロウソクのような岩が美しいビーチだ。鉄を含む火山岩・玄武岩が創り出したビーチは、”砂浜=白い”という概念を覆す”黒い砂浜”が周囲に敷き詰められている。砂というより、細かな黒い石で、岩が削られたものだろうと思う。この景色、日本海側に少し似ていると思うのは、海が荒々しい証拠だ。訪れるなら、天気の良い夏場、干潮の時間にしたい。冬は行っても荒々しい景色がそこに広がるだけだ。そして、海が穏やかでも、決して波に近づいてはならない。パルフィンのコロニーがあることでも有名な場所だ。最大のメリットは、無料の駐車場から歩いてすぐの場所にビーチがあってくれるということだろう。

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ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖/アイスランド

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の別名は、アイスランドの自然の王冠なのだとか。氷河湖は、氷河によってできた窪みに水がたまってできた湖らしい。アイスランド最大で、ヨーロッパ最大の氷河・ヴァトナヨークトルの東端にあるこの氷河湖では、クルーズ船に乗れる。間近で氷河を見ることができるクルーズはなかなか人気のようだ。

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ホエールウォッチング

ホエール・ウォッチング/アイスランド

アイスランドはホエールウォッチングの聖地20種類以上のクジラだけでなく、イルカも生息している。首都レイキャビックの港からホエールウォッチング・ツアーが催行しているそうだが、出会える確率がもっと高いのは、島の北にあるHúsavík(フーサヴィーク)湾辺り。ネズミイルカ、シロハラウミイルカ、ザトウクジラに出会える。日によっては、シャチ、シロナガスクジラ、ナガスクジラも出現。この町は漁師町で、長閑な雰囲気もとても良い。クジラ博物館まである。フーサヴィークは少し遠いが、レイキャビックから、送迎付きのフーサヴィーク湾出発のツアーに参加する方法もある。博物館にも行ってみたいから、真冬の道でなければ、レンタカーというチョイスもいい。

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ホーンストランディア自然保護区

ホーンストランディア自然保護区/アイスランド

ホーンストランディア自然保護区は、私が最も訪れてみたい場所だ。遠すぎることと、ハイキング用の重装備を持っていなかったため、前回は訪れることができなかった。例えベストシーズンに訪れたとしても、かなり寒いようだ。冬山登山の装備で行くべきで、個人では無理そうなので、こちらもガイド付きツアーに参加するのが賢明だ。今でこそ人が住んでいないが、20世紀初頭までは人口が多かった場所らしい。こんな厳しい環境の場所であるのに、人間とは強いものだ。

ホッキョクギツネ/アイスランド

荒々しいフィヨルドを、海からではなく陸で歩いて体感できる壮大な崖が魅力の一つだ。この崖は海抜534メートルあり、何万羽もの海鳥が生息しているらしい。アイスランドで唯一の在来種の哺乳類、ホッキョクギツネもいる。ラッキーなら出会えるかも、いや、出会いたい。

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ヴァトナヨークトル氷河

ヴァトナヨークトル氷河/アイスランド

ヨーロッパ最大規模である大氷河は、アイスランドの東側にある。目の前で見る迫力たるや、言葉がない。アイスランド面積の8%をも占める巨大な氷河は、550kmも離れたフェロー諸島からも見ることができる。度々、氷河の北西に位置するグリムスヴァトン湖が噴火し、島をぐるっと一周している幹線道路をふさぐ事態になっているらしい。スノーモービルや巨大ジープのツアー、トレッキングやハイキングツアーなど、バリエーション豊富なツアーが用意されている。レイキャビクからのツアーで参加可能だ。

青い氷の洞窟・ヴァトナヨークトル氷河/アイスランド

トレッキングツアーで行くことができる青い氷の洞窟。Instagramで氷の洞窟の写真をInstagramにUPするのが人気だ。宝石のような青色は、厚みのある氷河が青い色しか通さないかららしい。ぜひとも間近で見てみたい。これを見るためには、極寒の真冬にしか見ることができないというハードルを乗り越える必要がありそうだ。ガイド付きのツアーに参加するのが最も賢明だ。Guide to Icelandの記事を一読してから十分注意していきたい。

guidetoiceland.is

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スヴァルティフォスの滝

スヴァルティフォスの滝/アイスランド

玄武岩の奇岩ドームが美しい、スヴァルティフォスの滝。この滝は、スカフタフェットル国立公園内にある。トレッキング上級者には、夏場にこの国立公園内をトレッキングすることはオススメらしい。観光目的であれば、この滝が一番の見所のようだ。ヴァトナ氷河の南端に位置しているため、氷河を間近で見ることができる。

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アイスランドの動植物

アイスランドといえば、馬、パフィン、ルピナスと思っている。ルピナスは時期が限定され、馬もパフィンもわりと見ることができるメジャーどころ。再び訪れた時に出会っておきたい動植物をリスト化した。

パフィン

パフィン/アイスランド

日本ではツノメドリとよばれる鳥パフィンは、アイスランドではかなり見かける確率が高い鳥だ。紅オレンジのくちばしが目立つ、衝撃的なかわいらしさのパフィン。滞在中、一度は絶対見かけると思う。飛んでいる姿を見た時、「あれは鳥?」と思ったのは私だけだろうか。

アイスランド・ホース

アイスランド・ホース

アイスランドへ移住してきた富豪が、選りすぐった優秀な馬を1頭ずつ連れてきて繁殖したという、アイスランドホース世界中で人気の種類で、全世界で8万頭いるらしい。アイスランドホースに乗馬ができるオプショナルツアーがあるので、ぜひとも参加したい。アイスランドホースの気高く品のある力強さは、他の馬にはない気質だ。

その他の動物たち

アカツグミ/アイスランド

アカツグミ、雷鳥、海鳥などの鳥類はとにかく種類が多い。ほかにも、西側で見かけることができるホッキョクギツネ、クジラにイルカなどの海の生き物。自然がそのまま残されたアイスランドでは、数多くの種類の動物たちに出会うができるチャンスがある。

ルピナス

ルピナス/アイスランド

アイスランドの夏、いたるところにルピナスの花が咲き乱れる。地元ではルピナス・ティーを作って、健康維持に役立てているのだとか。そういえば、お土産にルピナスティーが売っていた気がする。一面に咲く紫のルピナス畑を見てみたい。ルピナスは、上に上に伸びて多くの花びらをつけるので、「もっと幸福に、もっと天へ、もっと…」という気質をもった花だ。

アイスランド旅には体力がいる

ブルーラグーン/アイスランド

「タイは若いうちにいけ」というCMがあったけれど、「アイスランドは若いうちにいけ」というCMがあってもいい。それくらい、体力がいりそうだ。これらのスポットを訪れるには、一部の場所を除いて、トレッキングやハイキングになり、数時間歩くこともザラだ。夏場でも、汚れてもいい頑丈なスニーカーで歩く必要がある。どれだけ歩いても、滞在中は楽しすぎて疲れていることすらわからない。帰ってきて、数日動けなくなるのは、私だけだろうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
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