【充実編】まだまだあるモロッコ古都とリゾート&ビーチ

公開日 09/07/2021 最終更新日 2021年9月25日

旅する魅力に事欠かないモロッコには、古都メクネス、映画の舞台カサブランカ、ビーチと、まだまだ有名な観光地がたくさんある。疲れない程度に余裕を持ってプランを組みたい。

カサブランカ(Casablanca)

モロッコの玄関口となるカサブランカで、半日多めにプランを立ててみるのもいい。なんといっても、名作映画『カサブランカ』の舞台である。

ハッサン二世モスク

ハッサン二世モスク/カサブランカ・モロッコ

モロッコのモスクはとてもエキゾチックなのに、どこかかわいらしい、といったら叱られるだろうか。左右対称な幾何学模様は、モハメッドが訴えた「この世に秩序をもたらす」そのもの。特にこのミナレットが特徴的だが、この先端から光線が出るようにデザインされているそうだ。その光線が示すものは、メッカだ。

ハッサン二世モスク/カサブランカ・モロッコ

光がこぼれる内部へは、ガイド付きツアーで中に入ることが可能できる。1時間のツアーは英語ガイドのみ。服装に注意を。

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カサブランカ大聖堂

カサブランカ大聖堂/カサブランカ・モロッコ

今はイスラム教の国家モロッコも、一時期はフランスの統治下にあった。その頃建築された大聖堂は、アフリカで一番美しいと称されてる。学校などの施設として利用された後は、ただの建造物だが、内部の見学はできる。破壊もモスクへの改造もせず、ただそこに残してあるというのは大切にされているとも思える。

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リックズ・カフェ(Rick’s Cafe)

映画『カサブランカ』に出てくる、カサブランカ観光のハイライト、リックズ・カフェ。主人公リックが経営していたレストランが再現されている。エキゾチックでヨーロピアンな雰囲気で、値段もそこまで高くない。ランチもディナーもあるが、あらかじめウェブサイトでチケットの予約が必要だ。来店時はドレスコードに注意したい。

rickscafe.ma

ムハンマド五世広場

ムハンマド五世広場/カサブランカ・モロッコ

ムハンマド五世広場は、カサブランカの中心。近代になってから設計されたアールデコ風建築と噴水の周囲には、鳩とともに地元の人が集う広場となっている。いつも賑わいをみせるが、しつこい押し売りもあるので、特段用事がなければ、写真を撮ったらすぐに立ち去るが吉だ。

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メクネス(Meknes)

バブ・マンスール門/メクネス・モロッコ

フェズ、ラバト、マラケシュとともに、4大古都とよばれるメクネスは、「モロッコのヴェルサイユ」と称される、静かな古都。アラウィー朝の創始者、スルタン・イスマイルによって、メクネスは首都となった。このイスマイル皇帝は、ルイ14世に強い憧れをもっていたとされる。「メクネスをヴェルサイユにする計画」を実行し、イスパノ・モレスク様式と後世よばれる壮麗な建築物を次々と建築。

ムーレイ・イスマイル廟/メクネス・モロッコ

残念ながらその計画の完成を見ることなく、志半ばでこの世を去り、ムーレイ・イスマイル廟に葬られることに。1996年、メクネス歴史都市として、ユネスコ世界遺産リストに登録された。

ビーチ&リゾート

アシラー(Asilah)

アシラーの町/モロッコ

小さな港町アシラーは、モロッコ有数のリゾート地。夏になると、海を楽しむ人で相当賑わうものの、春と秋は驚くほど静かだ。日本からわざわざ行くなら、少しの本とカーディガンをカバンに入れて、4~5月と9~11月の間に行くのがベストだ。天気もちょうどよく、静けさを邪魔しないゲストハウスにステイする贅沢な休日。それをここモロッコですることに意義がある。想像しただけで心がほぐれいく。

アシラーの町/モロッコ

アシラーで有名なのは、“アシラー国際文化祭(Asilah International Culture Festival)”だ。まだまだ夏真っ盛りの8月上旬。アシラー全体が博物館となることで知られている。

レグズィラ・ビーチ(Legzira Beach)

レグズィラ・ビーチ/モロッコ

マラケシュの南西に、風光明媚なビーチがある。波が荒々しく、サーファーが集まるビーチであもる。ここで見るべきは、大きな穴の開いた岩だ。自然が造り上げた造形美はフォト・スポットとして観光客が訪れるのだが、残念ながら、2つあった岩のうち、1つは2016年に崩壊してしまった。残り一つも浸食が進んでいて、いつ崩壊するか不明な状況のようだ。ただし、アクセスが悪い。地元のバスを使う必要があり、ツアーでも立ち寄らない場所である。

町中にあるハーブ・ショップも見逃せない

マラケシュのハーブ店/モロッコ

スパイスやハーブ、アルガンオイルを取り扱うお店は多くあるが、親切な店で購入したいもの。女性の店員さんなら、ちょっと聞き取りづらい英語だが、使い方から効能まで懇切丁寧に説明してくれる。ふらっと入った店での一期一会が、さらに旅を楽しく幸せなものにしてくれるものだ。

メクネスの路地/モロッコ

フォトスポットが多いモロッコを始めて旅するなら、滞在型よりも周遊型で旅するのが正解だ。日本からパッケージツアーに参加するのもいいが、そこまで治安が悪くないモロッコだから、フライトと宿の手配は自己手配、現地発着のモロッコ周遊ツアーでお得に周遊するのが賢明かもしれない。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

アクセス

ムハンマド五世広場周辺/カサブランカ・モロッコ

カサブランカへは、ムハンマド5世国際空港を利用する。モロッコの玄関口であり、モロッコ最大都市の空港だが、残念ながら日本からの直行便はない。中東またはヨーロッパ乗り継ぎが必要だ。

ヨーロッパ乗継が便利

1.KLMオランダ航空を利用してのアムステルダム乗り継ぎ
2.エールフランス航空を利用してのシャルル・ド・ゴール空港乗り継ぎ

中東乗継が安い

乗り継ぎ時間が長い分、チケットは安い。
1.カタール航空
2.エミレーツ航空
3.ターキッシュエアラインズ

フライトのトータル時間が21〜23時間ほどで、チケットは10万以内から。ターキッシュは、無料のトランジットツアーがあるので、トルコも観光したい場合はおすすめだ。

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
詳しいプロフィール

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