公開日 26/07/2021 最終更新日 2023年9月12日
ミャンマーのバゴンは、行けそうで行けない憧れの地。緑生い茂る大地には、そこかしこに仏塔が立っている風景は、一度見たら絶対に行きたくなる。首都ヤンゴンにある黄金の仏塔・シュエダゴン・パゴダ(シュエダゴン・バヤー)も、先史時代、ムー大陸に立っていたエネルギー塔と同じだ。ミャンマーにある仏教の聖地2カ所、旅のまとめ。
目次
首都ヤンゴン
シュエダゴン・パゴダ(シュエダゴン・バヤー)

ヤンゴン市内から見たシュエダゴン・パゴダ/ミャンマー
この仏塔の建立起源は明確ではない。伝説では紀元前2,500年頃。考古学調査では6~10世紀ごろと開きがある。中にはブッダの遺髪が8本安置されているとされる。この仏塔は、度重なる地震の旅に修復され、拡大してきた。金、銀、銅、鉛、大理石、鉄などの材料をふんだんに使われている。今や、高さは20メートルにまで及ぶ。

シュエダゴン・パゴダ(シュエダゴン・バヤー)/ミャンマー
仏塔の周囲並ぶやや小さめな仏塔は、幾何学的な構造である。精霊たちが祭られているとされ、中には願いを叶えてくれる石が祭られている仏塔もあるようだ。

夜のシュエダゴン・パゴダ(シュエダゴン・バヤー)/ミャンマー
幻の大陸・ムーでは、このような形をした仏塔がもっと巨大な大きさで何個も建てられていた。ピラミッドと同じく、エネルギーポイントとなる役割があった。この仏塔の中で瞑想をすることで、自分自身のエネルギーを増幅することもできた。ミャンマーにあるのは、その名残とも言える。
シュエダゴン・パゴダ公式サイト
バガン
バガンがあるのは、ミャンマーの中部。バガン王国が築いた仏教の聖地で、その景色は、世界中の旅人の憧れとなっている。国内線または電車、バスで行くが、バガン日帰りツアーが催行されているので、それを上手に利用したい。
バガンの遺跡群

バガンの遺跡群/ミャンマー
バガンは、観光客に人気の観光スポットとなっているが、その昔、ここはミャンマーで一番の仏教聖地であった。建立されたのはおおよそ11~13世紀の間、バガン王国の時代に建てられている。

ダマヤンヂー寺院/ミャンマー
前部見てまわるのなら、数日滞在が必要なほどの数だ。オールドバガンとよばれるエリアに仏塔は建立されているので、ガイドブックを見て、何個かピックアップして見ていくのがいいだろう。Veltraのバガン日帰りツアーを上手に利用するのも手だ。
バガンの熱気球ツアー

バガンのバルーン・フライト/ミャンマー
バガンでは、バルーン・フライトが流行している。1時間のフライトで4万円ほどと、少し高額に思えるが、思い出に残るツアーになるだろう。tripadvisorのオプショナルツアーサイトViatorで複数のバルーン・ツアーを発見できる。
治安状況の確認が必要

バガン巡りは馬車を貸し切って/ミャンマー
報道などにある通り、ミャンマーは現在、デモがあちらこちらで起き、治安が不安だ。全土に不要不急の渡航中止勧告がでている。それとは別に、整備されていない道路や土地があまりに多く、ミャンマー旅するなら、地球の歩き方をがっちり読み込んでプランを立てた上で旅したい。

ヤンゴンの港/ミャンマー
ミャンマーを旅するなら、タイと組み合わせたツアー参加がおすすめだ。見所を効率よくまわれること、観光客相手の詐欺にひっかからないというメリットが大きい。ミャンマーやタイの人は本当に素朴で信心深い国民性だが、ツアーに参加すると、それにあまり触れることができない。どちらを重視するかは、政情が安定するまでの間に、吟味しておきたいところだ。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
アクセス

ヤンゴン国際空港/ミャンマー
ヤンゴンへは、ANAが直行便を運航している。
または、LCCなどを使ってバンコク経由で行くこともでき、その方が安い。
バガンまで個人で行くなら、フライトがおすすめだ。複数の会社が運行をしていて、今のところ安全に運行されている。バガンの観光は馬車観光が定番だが、利用前にしっかり交渉を。