【和歌山県・玉置神社】熊野本宮大社の奥宮とパワーストーンの神様

公開日 2020年8月13日 最終更新日 2021年9月27日

和歌山の奥座敷、熊野に玉置(たまき)神社はある。熊野三山で名高い熊野の神域は、「熊野詣」として、代々の天皇家も篤く信仰してきた由緒あるお社だ。その熊野の中心となる本宮大社の奥宮はここ玉置神社である。奈良の大神神社とともに、「呼ばれないと参拝できない」「行くのが難しい場所」という噂は聞いていた。山奥の酷道を登らないといけない有難いお宮である。何度も訪れている神社だが、なぜか写真が1枚しかない。もっと撮っているはずなのに、だ。熊野三山とセットで詣でたい玉置神社とは、どのようなお宮なのか。

玉置神社を訪れたい7つの理由

玉置神社鳥居

玉置神社という名前には、玉という文字が入っている。このことから、天然石・パワーストーンに携わる商売をされている方や、パワーストーンをこよなく愛し身に着ける人なら、必ず訪れるべき神社の一つだ。そして、ここ玉置神社は、熊野三山の奥の院。熊野三山詣でとあわせて、日本人なら、一生に一度は訪れておきたい神社である。他にも、参拝を進めたい理由はある。

POINT

  • 1.超パワフルな神社とされ、そう易々と辿り着けないとされる
  • 2.初代天皇となられる神武天皇が東征したことを由緒とし、歴代の天皇が崇拝してきた場所
  • 3.2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された神社
  • 4.樹齢3,000年とされる神代杉を始めとした天然記念物もパワフル
  • 5.秘境川湯温泉に宿泊し、古から続く森に癒される

「呼ばれた人だけ行ける」玉置の怪

熊野

玉置神社へ至る道はとても狭い。新宮市から169号線沿いを北西へと進む。紀伊山地の深い緑に囲まれた舗装された新しい道はドライブに最高だ。トンネルを抜けたら、左へ急旋回し、いよいよ酷道へと進む。乗用車がすれ違うのがやっとだが、驚くことにバスが通る。運転が下手だと多大なるご迷惑をおかけすることになりかねない(自分のこと)。年末年始は大混雑するので、なるべく避けて通りたい。バスの往来も多い。およそ30分~一時間ほどで玉置神社へ到着だ。

熊野古道・小雲取越からの眺望

何が言いたいのかと言うと、途中、道のど真ん中に落石があったり、道路の陥没があったり、木の枝が飛び出していたりして、車を降りて乗員が総出で石拾いをしたり、木の幹を動かしたりしたこともある。これが大きな岩の落石なら、もうお手上げだ。引き返すしかない。こうして、玉置神社や大神神社等は、「来る人を神様が選ぶ」とも噂されるようになったのではないだろうか。一本道なのに、道に迷って辿りつけない人もいるらしい(実話)。

玉置神社を参拝しよう

参道分かれ道/玉置神社

運よく駐車場まで辿り着けたら、大きな鳥居へ向かって歩く。そこから拝殿に到達するまで、おおよそ20~30分程軽いウォーキングだ。途中、道がわかれる。男道と女道であったか。名前を忘れてしまったが、健脚な方とそうでない方用の道だ。どちらを行っても大して時間は変わらない。

拝殿/玉置神社

熊野三山の奥の院たる風格を漂わせる拝殿は、階段を銃数段登った上にある。木造の静かな社殿は、紀ノ國の奥地で、樹齢三千年以上ともいわれる樹々に囲まれて鎮座する。
拝殿で参拝を終えたら、国の重要文化財に指定されている社務所へ向かう。熊野三社にあるような牛王神符をはじめとしたお守りをいただける。

玉石社への道/玉置神社

社務所を後にしたら、もう少しだけ奥へ。パワーストーン製作や、天然石・鉱石のお仕事をされている方に絶対訪れていただきたい玉石社、摂社末社を参拝する。

玉石社への道/玉置神社

ここまで参拝せずに引き返すのはもったいない。神社では、御社すべてに手をあわせるといいだろう。

御神木/玉置神社

私がとった写真で唯一残っていたのが、この御神木の写真だ。玉置神社の御神木は、計り知れないパワーを放っている。忘れずに訪れよう。

川湯温泉宿泊のススメ

川湯温泉/和歌山県

熊野三社と玉置神社を一日で参拝することは困難だ。最低でも一泊せねばならない。宿泊するなら、川湯温泉がいい。玉置神社へ向かう道の途中、「川湯温泉」と書かれた看板がある。熊野川の支流・大塔川が流れ込んでいるのだが、もともとこの場所は源泉がいたるところで噴き出るエリアだ。その為、自分だけの露天風呂を掘ることができるらしい。この川のせせらぎは、お部屋でも、お風呂でも聴くことができる抜群のサウンドヒーリング効果を生み出している。どの宿も素朴で温かみがあって、世界遺産熊野を旅するのに本当に丁度良い。心休まるとはこのことであると、訪れる度に思う。パワースポット熊野の人々はみんながハートフルでパワフルだ。何度も何度も泊まった。泊まる度にまた来たくなる不思議な温泉だ。

大塔川/和歌山県

川湯温泉翌朝も時間が許す限りゆっくりしたい。川沿いに湧き出している温泉でゆで卵を作っている。冬場は、仙人風呂が楽しめ、世界遺産に登録されている湯の峰公衆浴場もある。宿は、どこに宿泊してもハズレなし。熊野古道ウォークも大好きだが、宿泊は川湯と絶対に決めている。

川湯温泉/熊野本宮観光協会

www.hongu.jp

伊勢神宮や白浜と組み合わせて最高の旅に

白浜温泉/和歌山県

玉置への道は、今でこそ舗装されているが、昔は歩いて登っていた。時の上皇でさえ歩いて登られたのだ。今の時代に行くのなら、朝早くか午後遅めの時間がいい。道をすれ違う車が少なくなるからだ。雨が降った後などは、道路にいろいろなものが落ちているので、注意して走行したい。どうせ行くのなら、南紀白浜でリゾートステイ、または、伊勢神宮をプランに組み入れる方法がいい。そうなると、最低でも2泊3日は必要だ。伊勢か白浜に一泊、熊野に一泊。高野山と熊野をセットにするのは、エネルギーが少し違うのでおすすめしない。高野山と龍神温泉の組み合わせがいい。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

アクセス

JAL懐かしい塗装

南紀白浜空港からレンタカー移動が一番便利だ。いずれのインターチェンジからでも、168号線に入り、玉置神社の看板を頼りに進む。
車ではない場合、バス移動となる。十津川温泉からであれば、バスが出ていることがあるようだ。
詳しくは十津川村観光協会へ。

十津川村観光協会公式サイト

totsukawa.info

玉置神社公式WEBサイト

訪れる前に、公式WEBサイトにて注意事項などを確認しよう。

www.tamakijinja.or.jp

GoogleMap

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。