アンカラを観光するなら訪れたい観光スポット5選

公開日 2021年9月24日 最終更新日 2021年10月8日

トルコの首都がアンカラになったのは、1923年10月13日のことで、それまでは人口たった数万人で、畜産や農業が中心のただの地方都市にすぎなかった。首都指定を受け、一気に数百万人都市に急成長したアンカラ。オスマン帝国時代の中心地となる旧市街ウルス (Ulus)地区と、新政府の大使館や行政機関が置かれた新市街イェニシェヒル (Yenişehir)地区の、2つの丘が誕生した。トルコ建国の父アタテュルクは、新旧両方の地区を見守るように、その間に眠っている。そんなアンカラの観光スポットとは?

ウルス地区(旧市街)

旧市街ウルス地区はアンカラ城の麓の町で、観光の中心となる地区だ。アナトリア文明博物館や、昔ながらの町並みを復元した通りなどがあって、一日かけてまわりたいところ。ちょっとだけ安全面に不安があるので、夜は一人歩きはしないようにしたい。

アナトリア考古学博物館

アナトリア考古学博物館/アンカラ・トルコ

別名ヒッタイト博物館といわれるほど、ヒッタイト帝国の発掘物が充実しているアナトリア考古学博物館(Anadolu Medenıyetleri Müzesi)。旧石器時代から青銅器時代、アッシリア植民地時代、ヒッタイト時代‥と、年代ごとに追えるように展示されている。個人旅行ではなかなか足を運べない、チャタルホユク遺跡の復元模型も展示。2014年に改装された後は、ギョベクリテペ遺跡のバーチャルツアーなどを眺めることができるようになっている。ギョベクリテペがあるシャンルウルファ県が渡航延期勧告エリアの為、人類最古の遺跡を垣間見ることができる、貴重な展示となるだろう。

アンカラ城

アンカラ城/トルコ

博物館から徒歩5~6分の場所には、街を見下ろすアンカラ城(Ankara Kalesi)がある。古代からセルジュークトルコ時代まで、支配者が変わっても修復されながら利用されてきた城塞らしい。城門・城壁・塔を残すのみで廃墟と化していたが、修復が進められ、今はアンカラの街並みを一望できる、城塞公園へと様変わりした。

アンカラ城からの眺望/アンカラ

城塞があるウルス地区は高台になっていて、アンカラの街並みを一望できる。目の前には、所狭しと並ぶ伝統的なトルコ家屋、そのはるか向こう側には、整備された現代的な街並みとアパートメントが建ち並ぶ。そしてアタテュルク廟と森も見える。急速に成長したアンカラという街を知るにはとても良い場所なのだ。

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ハマモニュ地区&古い街並み

ハマモニュ地区の古い街並み/アンカラ・トルコ

アンカラでは、古い街並みを再建する動きが10年以上前から始まっていて、ドゥルトゥ、インジ、フルン、そしてここハマモニュ地区(Hamamönü)などが綺麗な街並みに整備された。

ハマモニュ地区の古い街並み/アンカラ・トルコ

カフェやレストラン、お土産屋さんは、どれもリノベーションされたばかり。通りも整備されていてゆったりと散歩するにはぴったりの雰囲気だ。晴れた日には、トルコの伝統的家屋「コナック」のオープンテラスで、朝ごはんやチャイで一服すれば、トルコ旅情が掻き立てられる。

アンカラ繁華街の一角にて

トルコ家屋を体験できるのは、黒海地方の特権だと思っていたが、ここアンカラでも体験できるようになったことは、首都アンカラが観光地でもあるんだぞ、というアピールに本気出してきた、とも感じる。

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★注意★旧市街ウルス地区は治安には問題ありませんが、観光客目当てで声をかけてくる人には注意してください。「観光ですか?」などと英語または日本語で話しかけてきたりします。メルハバのみで、あとはノー、またはハーユル(トルコ語でノーの意味)とはっきり明言すれば大丈夫そうです。

マルテペ地区

マルテペ地区には、ホテルが多く点在している。私がアンカラに滞在する際には、ちょうど真ん中にあるこの辺りの地区に滞在することが多いのだが、アクティブに動くなら、クズライの方がいいかもしれない。

アタテュルク廟

アタテュルク廟/アンカラ・トルコ

アンカラ観光の象徴的な建物といえば、ここアタテュルク廟(Anıtkabir)だろう。まるで神殿のような造りのアタテュルク廟は、日本の御廟のように、周囲を森林に囲まれている。建国の父アタテュルクは、1938年11月10日にイスタンブールで執務中に亡くなっている。80年以上経った今でも、トルコ国民の敬愛は一向に消える気配はないようだ。その存在は絶対的で神格化されている。霊廟だけではなく、アタテュルクの愛用した車や遺品、資料などが展示されている。

クズライ地区&GOP

クズライは、アンカラっ子がショッピングやデート等に使う一番の繁華街で、中心地。賑やかな場所が好きな方なら、クズライに宿をとることをおすすめする。GOPは日本でいう霞が関や麻布といったところ。おしゃれなレストランや高級ホテルがある。

クズライ/アンカラ

地下鉄が交差するクズライ駅は、アンカラっ子が集う中心街。近代的なお店やショッピングモール、ATMなどは、ここクズライに集中している。治安も悪くはないのでこの辺りに宿をとるのもおすすめだ。

GOPのランドマーク的存在シェラトン/アンカラ

さらに南のエリアには、行政機関や大使館、高級ホテル・レストランが集中するエリア、ガーズィオスマンパシャ(GOP)地区がある。この辺りのレストランは、欧米風な雰囲気を持っている、高級レストランやカフェが多く並んでいて、閑静なエリアだ。地下鉄が走っていないエリアなので、タクシーやドルムシュ、または市バスに乗って移動する必要があり、観光客向きではない。

アンカラ=博物館とアタテュルク廟だけじゃもったいない!

アンカラ/トルコ

ツアーでは立ち寄らない、旧市街の古い街並みを再建している地区を散歩することは、とてもおすすめだ。トルコの伝統的な家はなぜか落ち着くもので、それはもしかしたら、民族の起源を同じモンゴル民族にルーツを持つとされる、私たち日本人とトルコ人のどこかしらが似ているから、かもしれない。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/7/21)をリライトしたものです。

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