地中海最大のリゾート!アンタルヤ旧市街とデューデンの滝

公開日 2021年10月7日 最終更新日 2021年10月14日

アンタルヤは、世界中からヴァカンス客が訪れる、トルコでも一二を争う一大リゾート地だ。ターコイズブルーの海で遊んで、オールインクルーディブのホテルでゆったり寛ぐ夏休みは最高。でも、せっかく行くのだから、リゾートだけでは勿体ないなぁ、何か観光もしたい!という欲張りな私が行った、アンタルヤの魅力あふれる観光スポットをまとめてみた。

アンタルヤについて

アンタルヤがあるのはココ

地中海の地図

アンタルヤは、地中海に面する南の沿岸部のちょうど真ん中あたりにある。周辺にはアランヤ、カシュ、ケメル、カルカンなどのリゾート地がズラリ並ぶ。なにが魅力かといえば、ギリシャ古代文明の遺跡を巡れることだ。

激動の歴史から観光の中心地へ

カライン洞窟/アンタルヤ・トルコ

アンタルヤ県のカライン洞窟で、旧石器時代の初期にあたるやく50万年前のネアンデルタール人の人骨が発見されていて、この洞窟がアナトリア半島で最も古い住居であるとされている。パンフィリヤやリュキアといった先史時代の国を経て、ローマ帝国時代へ。今もアンタルヤの旧市街に残るハドリアヌスの門はその頃の物だ。東ローマ帝国時代、十字軍、セルジューク朝、そしてオスマン帝国と、いつの時代もアンタルヤは地中海沿岸において重要な港であるため、絶え間ない侵略にさらされ、時には地震にも見舞われてきたらしい。

アンタルヤ/トルコ

1980年以降、アンタルヤには、ロシアやヨーロッパ、中東各国からヴァカンス客が訪れる、トルコの観光の中心地となった。

まずはココ!絵になる旧市街 カレイチ

アンタルヤ県は広い範囲に、美しい海やリュキア時代やギリシャ・ローマ遺跡がゴロゴロしている。でもまずは、郊外に行く前にアンタルヤ市内にある有名スポットだけおさえておきたいもの。アンタルヤ市内の観光なら、まずは旧市街に行ってみよう。

カレイチとは?

カレイチ/アンタルヤ・トルコ

アンタルヤの旧市街は、カレイチ(Kaleiçi)地区とよばれる。アンタルヤの歴史は古く、紀元前158年~138年頃、ペルガモン王アッタロス2世によってつくられたらしい。アンタルヤという名前の由来もその頃から始まっているようだ。その後、ローマ帝国、セルジューク朝、ビザンチン、オスマン帝国と支配者が変わってもなお、繁栄し続けて、都度都度に補強された城壁は今も残されている。

カレイチ/アンタルヤ・トルコ

カレイチ地区は、城壁に寄り添うようにある旧市街で、トルコの伝統的木造住宅と、彩り豊かな南国の花々、石畳、オープンテラスのカフェが並ぶ観光の中心地。ギターを片手に演奏している人や、カラフルなペインティングのカフェやお土産物屋さんが軒を連ねている。ただ散歩をしているだけでも十分楽しい。

カレイチ・マリーナ

カレイチ・マリーナ/アンタルヤ・トルコ

旧市街地カレイチ近くのマリーナ(Kaleiçi Yat Limanı)には、多くのヨットが停泊している。透明なブルーの海とヨットは、とても絵になる景色。

マリーナ停泊中の海賊船/アンタルヤ・トルコ

中には海賊船も停泊されているのだが、これはクルーズツアー用。アンタルヤは一時期、海賊に支配された歴史があることから、ある会社が海賊船を出すことにしたらしい。

Macellan pirates Ship

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カレイチ・マリーナ

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ハドリアヌス門

ハドリアヌス門/アンタルヤ・トルコ

Üç kapılar(3つの門)ともよばれるこのハドリアヌス門(Hadrian Kapısı)は、130年にローマ皇帝ハドリアヌスがアンタルヤの訪問記念に造らせたもの。町を囲んでいた門は複数あったが、今も見ることができるのはこのハドリアヌス門だけだ。あまり利用されなかったこともあって、保存状態よく残っている。現在この門は、旧市街と新市街をわける大事な役目を担っている。

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アンタルヤ時計塔

時計塔/アンタルヤ・トルコ

Kalekapısı meydanı(カレカプス広場)にある歴史的な時計塔(Antalya Saat kulesi)は、次にご紹介するイヴリの塔とともに、アンタルヤのシンボル的な建物。1901年、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世から贈られた時計塔は、皇帝アブドゥルハミド2世の治世25周年を祝うものであった。五角形の形をしていて、高さは14メートル。本来はドーム型の天井でしたが、20世紀に入ってから修復されて今の形になっている。

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イヴリの塔

イヴリの塔/アンタルヤ・トルコ

イブリとは、「溝の」という意味です。イヴリの塔(Yivli Minare)は、イヴリ・ジャーミィのミナレット(塔)として、13世紀頃、セルジューク朝時代に建てられた。8本の溝が美しいミナレットは、38メートル有り、アンタルヤになくてはならないシンボル。元々このミナレットがあるモスクは、学校やお墓などがある複合施設だった。

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フドゥルルック城塞

フドゥルルック城塞/アンタルヤ・トルコ

海側に建てられているフドゥルルック城塞(Hıdırlık Kulesi)は、敵襲の際に狼煙をあげて知らせる役目があった城塞だ。正方形の胴体と、丸い上部があわさった特異な形は、ローマ帝国からオスマン帝国にかけての長い間、この町を堅固に守ってきた。

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アンタルヤ考古学博物館

アンタルヤ博物館/アンタルヤ・トルコ

博物館や歴史・遺跡がお好きな方なら、アンタルヤ博物館(Antalya Alkeoloj Müzesi)を無視することはおすすめしない。広大な敷地内に建てられているアンタルヤ博物館の、その所蔵・展示品は膨大な数で、じっくり見て回ると半日はかかりそう。アンモナイト等の化石に始まり、チャタルホユック遺跡の石器時代遺跡と発掘された遺骨、そして何よりも石棺と彫像のコレクションが素晴らしいことでも知られている。

アンタルヤ博物館/アンタルヤ・トルコ

コレクションのほとんどは、周辺の遺跡から発掘されたもので、特にペルゲ遺跡の石像や石棺のコレクションが充実している。カレイン洞窟、ペルゲやリキアの古代文明の都市遺跡の出土品も展示。1988年に欧州評議会から、Museum of the Year Awardを授与されたらしい。

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デューデン滝

アンタルヤ市内から10km東にあるデューデン川には、上流と下流、二つの滝(Düden Şelalesi)がある。上流はアッパー・デューデン滝(アレキサンダー滝)とよばれていて、アレキサンダー大王がこの地を通った際に馬に水をやった場所という伝説が残されている。

デューデン滝/アンタルヤ・トルコ

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圧巻なのが、下流のデューデン滝。地中海に勢いよく落ちる水の様子は、絶好のフォトスポット。なかなかに迫力がある。

デューデン滝/アンタルヤ・トルコ

アンタルヤの観光スポットとして、多くの人が訪れているようだ。

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コンヤルトゥ・ビーチ

コンヤルトゥ・ビーチ/アンタルヤ・トルコ

コンヤルトゥ・ビーチ(Konyaaltı Plajı)は、アンタルヤで一番有名なビーチだ。山々が美しく映える、美しい海と広いビーチの奥に見える山々は、シルヴィ山国立公園とギュルギュック山テメッソス国立公園(Sivri Dağ Milli Parkı Güllük Dağı Termessos Milli Parkı)だ。絶滅危惧種の動植物が生息する山々で、山中にはタメッソス遺跡がある。

コンヤルトゥ・ビーチ/アンタルヤ・トルコ

小石の海岸なので、ビーチサンダル必須だ。また、アンタルヤ市内から東に向かうと、Lala plajı(ララ・ビーチ)があり、ほとんどがホテルのプライベートビーチ。一部無料開放されていて、そちらは砂浜になっている。

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オールド・バザールでショッピング

オールド・バザール/アンタルヤ・トルコ

時計塔の近くには、オールドバザール(Iki Kapılı Han/Hamam çarşısı)がある。コットン製品からお菓子、ランプや石鹸などの定番まで、ありとあらゆるものが購入できり。オールドバザールを出て、シャラムボル通り(Şarampol Caddesi)に入れば、路面店が立ち並ぶショッピングストリートになっていて、地元の人も買い物に来るエリアだ。

カレイチのショッピング街/アンタルヤ・トルコ

旧市街には、目移りするような可愛らしい土産物屋さんがたくさん並んでいる。気になったらすかさずチェックしよう。

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2つのトラムを乗りこなそう!

アンタルヤ/トルコ

アンタルヤ市内中心部を効率的にをまわるなら、ノスタルジック・トラムヴァイが便利だ。博物館~時計塔~ハドリアヌス門までをカバーしている。アンタルヤには2つの路線があって、空港~オトガルを接続しているANTRAY(アントライ)路線と、市内主要観光地をまわるNOSTALJİ TRAMVAYI(ノスタルジック・トラムヴァイ)がある。2019年8月現在の1回乗車券は、3.20TLです。2年ごとに料金が更新されるので、詳細は、アンタルヤ交通局のHPを要チェックだ。

アンタルヤ交通局公式サイト

アンタルヤ交通局公式サイト

 

トルコ最大のリゾート地を散策しよう!

テケリ・メフメト・パシャ・ジャーミィ/アンタルヤ・トルコ

カレイチ地区と隣接する、ムラト・パシャ地区を含めて、散策すればするほど、いろんなお店や遺跡と出会える。Karatay Medrese(カタライ神学校)、Murat Paşa Camii(ムラト・パシャ・ジャーミィ)、Tekeli Mehmet Paşa Camii(テケリ・メフメト・パシャ・ジャーミィ)など、長い歴史の中で生み出された遺産が多く残されている。時間が許す限り見て回りたいもの、と思うのだが、なにぶんリゾート地なので海が優先される。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/9/19)をリライトしたものです。

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