トルコが誇るエーゲ海の高級リゾート・ボドルム

公開日 2021年9月27日 最終更新日 2021年10月13日

ヴァカンスになると、ヨーロッパからのヴァカンス客でにぎわうリゾート地・ボドルム(Bodrum)だが、15世紀頃は、誇り高きヨハネ騎士団の重要な要塞であった。役目を終えたボドルム城は博物館に生まれ変わり、城はヨットに包囲される形に。ボドルムには、洗練されたサービスとセンスのいいブテイックホテル、オープンテラスのカフェやレストランが軒を連ねていて、夜は遅くまで賑わいを見せる。漆喰の白壁にブーゲンビリアの花、石畳の道、それに、ターコイズブルーの海がある特別なリゾート地ボドルムで、のんびりした夏休みを過ごしてみよう。

ボドルムの歴史

ボドルム/ムーラ・トルコ

ボドルムがあるのは、エーゲ海に面するムーラ県でも一二を争うリゾート地だ。

地中海・エーゲ海の遺跡とリゾート地

ボドルムが人気になったのは、1980年代頃からといわれている。元は美しい海を持つただの漁村であった。こんなに人気になったきっかけは、1920年代、流刑に処された一人の男から始まった。男が罰として流されたこの地のあまりの美しさに惚れこんで、当時の上流階級仲間にボドルムのすばらしさを力説。1980年代に入り、その噂は外国へと広がって、旅とヴァカンスを愛する世界中の人が支持する、一大リゾート地へと成長したのだ。今となっては、漁村だった頃の風景は想像できないほどの賑わいをみせている。

ボドルムはこんな街

ボドルム/ムーラ・トルコ

木陰が心地いい石畳の道のその両脇には、カラフルなオープンテラスのカフェやレストラン。漆喰の白壁には、ブーゲンビリアの花がよく似合う。あちらこちらにながれる開放的な音楽は、リゾート気分を盛り上げるのに十分な演出。どちらかと言えばボドルムは、昼はボドルム城を囲むようにずらっと並ぶヨットで遊び、夜は街で気持ちいいお酒を呑むのがボドルムの遊ぶ。そんな人が多い。

ボドルム名物ひょうたんランプ

ボドルム/ムーラ・トルコ

エーゲ海から地中海にかけての地域では、「Su Kabağı(ひょうたん)ランプ」が作られています。昼はかわいいインテリアになり、夜は暗闇をほんのり明るく照らすランプは、ボドルム中、あちらこちらのお店でみかけます。一つ一つ職人さんの手作りなのだそう。

ひょうたんランプ/ボドルム・ムーラ・トルコ

中身をくり抜いて乾かす、という工程だけでも大仕事だが、1つデザインして仕上げるのに半日がかりなのだそうだ。一個数千円ほどで、とってもかわいい、世界に二つとないデザインのランプが購入できる。お店は、ボドルムからGümüşlükへ向かう途中に複数ある。

欧米スタイル!GuletをチャーターしてBlueCruise!

グレットでブルークルーズ/ムーラ・トルコ

Gulet(グレット)とは、この地方で生産されている、モーター付きのヨットのことをいうらしい。船の前後幅も横幅も、広めに設計されているのが特徴なのだ。ツアーのみならず、個人で貸し切りも可能。見た目もどこか、かっこよく見える。

グレット/ムーラ・トルコ

ブルークルーズとは、ヴァカンス客に大人気のリゾートの遊び方だ。グレットを仲間何人かで数日~一週間ほどチャーターする。もちろん、船長や料理人・お世話してくれる船員さん付きで、だ。何日ものゆったりとした時間をかけて、7000kmもあるこのターコイズブルー・コーストをのんびりクルーズするのだ。泳ぐも潜るもマリンアクティビティも、沿岸沿いにあるたくさんの古代遺跡も巡り放題。ものすごく贅沢な休日になる。ブルークルーズは4月~11月まで楽しめる。

<参考>Bodrum Tourのサイト

www.bluecruisebodrum.com

ボドルム城

ボドルム城/ムーラ・トルコ

15世紀に皇帝スレイマンがロドス島を陥落させるまでの間、十字軍にとって大事な要塞となっていたのが、ここボドルム城(Bodrum Kalesi)であった。『夢の雫、黄金の鳥籠』でもお馴染みのあの戦いである。地中海一の要塞だった城は現在、水中博物館となっていて、街全体を見渡せる展望台にもなっている。

マウソロス霊廟/Wikipedia

この城の石の一部は、古代世界七不思議の一つとされる、マウソロス霊廟のもので、騎士団が削ってこの城の石材として使ってしまったのだとか。ボドルム城内の水中博物館で、その模型を見ることができる。

世界何不思議とは?

世界の七不思議(せかいのななふしぎ)とは、古典古代(古代ギリシャ古代ローマ時代)における7つの注目すべき建造物のことである。現在一般的には、紀元前2世紀にビザンチウムフィロンの書いた「世界の七つの景観」の中で選ばれた、古代の地中海地方に存在していた7つの巨大建造物を指す。一般的に挙げられる七不思議は以下の7つである。
ギザの大ピラミッド
バビロンの空中庭園
エフェソスのアルテミス神殿
オリンピアのゼウス像
ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
ロドス島の巨像
アレクサンドリアの大灯台

Wikipediaより引用)

ボドルム博物館公式サイト

www.bodrum-museum.com

goo.gl

ボドルム古代劇場

ボドルム古代劇場/ムーラ・トルコ

ボドルム中心部から、ドルムシュで10分ほど行った場所に、ボドルム古代劇場(Bodrum Antik Tiyatrosu)がある。13,000人ほど収容できる劇場なのだそう。この劇場をわざわざ訪れる目的は、その景色にある。ボドルムの海が一望できるのだ。ここに座って、ぼーっと海を眺めるだけでも、かなり癒される。季節ごとに、著名な歌手のコンサートが行われたり、イベント行われているので、詳細はホテルのフロント・コンシェルジュに確認をしよう。goo.gl

トルコのリゾートでヴァカンスを!

ボドルム/ムーラ・トルコ

ヨーロッパのエーゲ海や地中海リゾートに比べて、トルコのリゾートはどこか「ひみつ」感がある。それに、食事が美味しいのもポイントが高い。「フランスでヴァカンスした」より、「トルコでヴァカンスをした」の方が、誰かの興味をひくはずだ。旅好きな人ほどハマる、ターコイズコースト。ボドルムでヴァカンスデビューするのは旅にツウな人におすすめだ。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/7/24)をリライトしたものです。

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