ベストビーチ賞を受賞!イズトゥズビーチとダルヤンとは?

公開日 2021年9月30日 最終更新日 2021年10月9日

日本ではあまり知られていないダルヤンは、ヨーロッパではよく知られた有名なビーチの一つだったりするらしい。「ベストビーチ賞」を何度か受賞していて、ターコイズブルーの海はもちろんのこと、淡水と海水の混ざりあうダルヤン川での川下り、遺跡巡り、泥温泉、青いカニ、カメの産卵…と一カ所で思いっきり遊ぶことができるのが魅力的なダルヤン。フェティエとともにムーラ県でイチオシのリゾート・ダルヤン。

ダルヤンはここ

ムーラ県の地図

ダルヤンがあるのは、トルコ南西部にあるムーラ県だ。ムーラ県の中でも自然保護に力を入れている地域で、美しいい自然と250種もの鳥類、カレッタカレッタとよばれるアオウミガメの産卵が見られるビーチが残されている。このイズトゥズ・ビーチは、地中海とキョイジェイズ湖をわけている。キョイジェイズ湖と地中海を結ぶのはダルヤン川だ。ダルヤン川沿いは湿地のようになっていて、多くの鳥類が生存しているらしい。ダルヤン川沿いでは、スピードボートが禁止され、静かな川畔に残された自然と小さなホテルが多数ある。イズトゥズ・ビーチに大型ホテルを建設しようとしたとき、ムーラに多く滞在しているイギリス人が反対し、建設がされずアオウミガメの産卵地は守られた形だ。

地中海・イズトゥズビーチ・キョイジェイズ湖・ダルヤン川/ムーラ・トルコ

古代、この辺りはカウノスとよばれる古代都市であった。今も岩窟墓が残されていて、リゾートとともに訪れる人が多い。

欧米では絶賛される有名ビーチ!イズトゥズビーチ

イズトゥズビーチ/ム-ラ・トルコ

この写真でいところの、右が海で左が湖になる。その間にある砂州のような長い砂浜がイズトゥズビーチ(İztuzu Plajı)だ。左端と右端では異なるビーチの名前がつけられているが、この長い砂浜は約5キロもあって、端から端まで歩いたら20分もかかる。そのため、ビーチ⇔ホテル⇔レストラン間の移動はボートを利用する。イズトゥズ・ビーチとその周辺は、ヨーロッパ各国で高い評価を受けていて、過去にはベストビーチ賞や、ベストスペース賞を受賞したこともあるのだそう。

イズトゥズビーチ/ム-ラ・トルコ

美しい海とビーチ、葦が茂る透き通った川だけがダルヤンの魅力ではない。ここには「カレッタカレッタ」とよばれる、アカウミガメの産卵地があることもベストビーチ賞を受賞した要因のようである。

カレッタカレッタ/イズトゥズ・ビーチ/ムーラ・トルコ

一生懸命海に向かう赤ちゃんを、ついつい応援したくてずーっと見守ってしまう。ビーチでは、だいたい人が集まってカメラを構えているところにはアオウミガメがいる。

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夜間は立入禁止!その理由は…

カレッタカレッタ(アオウミガメ)

イズトゥズビーチは、20:00〜8:00までは立入禁止になる。周辺で騒ぐことはもちろん、カメラのフラッシュも厳禁。理由は、カレッタカレッタ(Caretta Caretta/アカウミガメ)の産卵を保護するためだ。サラサラな砂浜が産卵には最適らしい。桟橋やビーチには、多くのカレッタカレッタを見ることができることも、このイズトゥズビーチを有名にしている理由の一つ。

イズトゥズビーチ/ムーラ・トルコ

別名タートルビーチとよばれているらしい。弱ったアカウミガメを保護施設もビーチの東側にあり、見学することができる。

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ダルヤン川下り

ダルヤン川/ムーラ・トルコ

イズトゥズビーチ⇔ダルヤン⇔遺跡間の移動には、基本的に船が便利なダルヤン。乗り合いボートを使うのが通常だが、旅行会社主催のツアーやチャーター船で遊ぶ方法もある。川は、葦、月桂樹、乳香などの木々が生い茂る中を進むのだが、アジアのような、エジプトにいるような、不思議な雰囲気に包まれる。川の透明度は抜群。静かに船が進む音だけを楽しめる、癒やしの時だ。

ダルヤン川/ムーラ・トルコ

このダルヤン川沿いにホテルやシーフードレストランが並んでいる。ボートツアーを運営する会社も複数あるので、料金やツアー内容をきちんと確認・交渉して参加しよう。

ブルークラブ(青ガニ)

ブルークラブ

ダルヤンでのランチやディナーはシーフードが人気。特に、ブルークラブ(青カニ/Mavi Yengenç)を食べておきたい。ブルークラブは、中米やオーストラリアなどの限られた地域にのみ生息している貴重なカニで、ここダルヤンにもいる。美しい青だが、茹でてしまえばやっぱり赤くなるのは普通のカニと同じで、食べてみても美味しい。ダルヤン川沿いにはシーフードレストランがいくつもあって、夜遅くまで多くの観光客で賑わう。ビールと一緒に食べたい!

岩窟の王墓

ダルヤンの岩窟墓/ムーラ・トルコ

古代都市カウノスとその王墓もまた、見逃せないフォトスポットの一つだ。古代都市カウノスとカウノス王墓は少し離れていて、カウノス王墓のみであれば、川沿いからすぐ行ける。カウノス遺跡へは、ダルヤンから近くの桟橋までボートで行き、徒歩10分の場所にある。カウノスは商業港町だったが、時とともに地形は変わり、やがて港は消滅。古代、ここには造船所と堅固な守りの港をもつ街であったことがわかっている。岩窟王墓は、4世紀に建てられ、ローマ時代に使われたものだそう。

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泥ですべすべ!スルタニエ温泉

時間があれば、ダルヤンからドルムシュに乗って、キョイジェイズ湖の北側にあるスルタニエ温泉(Sultaniye kaplıcası)へ行っておきたい。古代からある温泉の一つで、放射線量は世界第二位を誇るラドン温泉である。と聞くと放射線大丈夫?と思ってしまうが、微量の放射線量なので免疫力向上や血流改善を促し、リハビリ効果があるそうだ。39℃の温泉はリウマチ、坐骨神経痛、皮膚疾患、婦人科疾患、腎臓、泌尿器系に効能があり、泥パックでお肌もスベスベになる。車いすの人が一日治療して歩けたという噂もあるほどなのだとか。トルコは日本と同じく地震が多い火山地帯の国なので、温泉地もけっこう多いのだ。泥温泉はめずらしいので、話のタネに入ってみるのがいい。水着をお忘れなく!

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アクセス

ダルヤンへフライトでアクセス

ダラマン空港/ムーラ・トルコ Tiha0711 – Yükleyenin kendi çalışması, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35203182

ムーラ県には2つの空港があり、ダルヤンに近いダラマン空港からアクセスするのがおすすめだ。
ダルマン空港からは空港リムジンバス(Havaş/ハワシュ)のマルマリス行きに乗車し、キョイジェイズ(Köyceğiz)で下車し、キョイジェイズのバスターミナルから各宿泊地へと向かうこととなる。
所要時間は約60分、20TL(2021年現在)。

ダラマン空港公式サイト

www.dalamanairport.aero

Havaş(ハワシュ)公式サイト

www.havas.net

※上記がリンク切れの場合は、下記TOPページで検索してください。

www.havas.net

MUTTAŞ(ムッタシュ)公式サイト

www.muttas.com.tr

ダルヤンへバスでアクセス

各都市から、Ortaca(オルタカ)またはKöyceğiz(キョイジェイズ)いずれかのバスターミナル へまずはアクセスをする。ダルヤンへはミニバス(ドルムシュ)が出ていて、約15分でダルヤンに到着する。または、マルマリスからダルヤンへの日帰りツアーがあるので、それを利用するのが一番賢いだろう。

ダルヤン/ムーラ・トルコ

ダルヤンからイズトゥズビーチビーチへは、ボートで向かう。ドルムシュ同様、定員になれば出発する仕組みで、片道20分ほどで到着する。往復券が販売されています。帰りの時刻は、13:00以降になっているので、ご注意を。ダルヤン川沿いにあるホテルに宿泊する場合、ホテルの送迎船を利用することもできる。また、船ではなく陸路をドルムシュで移動も可。ダルヤンのPTT(郵便局)前からドルムシュが出ていて、片道20分ほどで到着する。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/7/25)をリライトしたものです。

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