世界でも指折りのローマ・ギリシャ遺跡!エフェス遺跡

公開日 2021年10月3日 最終更新日 2021年10月11日

エフェス(トルコ語:エフェス)遺跡(Efes Örenyeri)は、トルコで最も有名で、最も重要な遺跡と言える。2015年にユネスコ世界遺産リストに登録された。昔、『世界ふしぎ発見!』で取り上げられて以降有名になったケルスス図書館と売春宿と、今もなお現役で利用される劇場跡は雑誌などでも見たことがある人が多いはず。トルコの遺跡は数多くあれども、エフェスだけは訪ねておきたい。すべてをご紹介しきれないので、絶対見逃せないスポットのみをご紹介。

エフェス遺跡とは?

エフェス遺跡があるのはココ

トルコ・エーゲ海地方にある古代都市遺跡地図

エフェス遺跡があるのは、トルコ南西部・エーゲ海地方だ。トルコで4番目に人口が多い大都市・イズミルから近く、最も最寄りの街はセルチュック市。セルチュック市は石灰棚で有名なパムッカレとヒエラポリス遺跡の拠点ともなる街である。

エフェス遺跡の歴史

エフェス遺跡/イズミル・トルコ

エフェスは、エーゲ海地方の数ある古代都市の中で最も大きく最も重要な都市なのだそう。先史時代・紀元前7000年頃から始まり、ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国とずーっと大都市であり続け、政治的および商業的中心地であり続けたのだ。科学・文化・芸術面において重要な役割を果たし、世界で最も重要な大都市の1つであった。エフェスは古代、海に面した都市であり、主要な玄関口であったとされる。アジアとヨーロッパをつなぐ貿易の重要な拠点であったのだ。

アルテミス神殿の復元

宗教的な面においては、大地の女神キュベレーを信仰し、古代七不思議の一つであるアルテミス神殿があった。エフェス遺跡の発掘調査はすでに125年もの間続けられていて、まだ完全には発見されていないというから驚きである。エフェスには、世界中から年間平均150万人の訪問者が訪れている。

エフェソス遺跡にある3つの通り

クレテス通り/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

ツアーだと、ガイドさんが達者な日本語でペラペーラ喋ってしまい、通りの名前なんてあまり気にならない。のだが、個人旅でエフェス遺跡を見てまわるとき、意外と気になるのが地図上に記載されている3つの通り、アルカディアーネ、マーブル、クレテスだ。セルチュクから到着したミニバスを降りて、北ゲートを抜けて一番最初に通る道がアルカディアン通りになる。この通りを出て左に進むと、大きな野外劇場が見えてくる。昔はここから海が見えていたそうだが、今はただ陸の地平線があるのみである。マーブル通り→クレテス通りと進み、南門へと抜ける。

北ゲート/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

北ゲートと南ゲートがあり、一般的に北→南へ抜けるのが普通であると知ったのは後々の話である。私はタクシーチャーターしたのだが、運転手さんおすすめの南ゲートから入った。人がいなくて確かにスムーズにまわることができいいじゃない♪と思ったのだが、抜けるとドライバーさんお勧めのお土産物を購入できるという面倒な特典つきだった。北口にお土産物屋さんが並んでいて、冷えた水やコーラなども購入できる。夏は過酷な暑さなので、水分は忘れずに手に入れておこう。ドルムシュ乗り場もタクシー乗り場もすべて北側にある。

見逃せない!重要スポット

個人的に、おぉこれはスゴイ!と思ったものをピックアップした。

ハドリアヌス神殿

ハドリアヌス神殿/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

南ゲートから入って間もなく、ヘラクレスの門、トラヤヌスの泉、ハドリアヌス神殿など、見どころが立て続けに並んでいるのだが、中でも一番素晴らしいのはハドリアヌス神殿であった。

モザイク/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

神殿から少しはずれたところにある住宅テラスのモザイクも見逃せないポイントだ。

古代の公共トイレ

公共トイレ/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

案外興味深かったのは、公共トイレだ。下水道が整えられた公共トイレがあった、というだけでも驚愕だが、トイレの真ん中、写真左側にあるちょっとした舞台のような場所で音楽演奏されていたらしい。トイレでクラシック・ミュージックを聴くということだ。想像するだけで驚きの事実である。

ケルスス図書館

ケルスス図書館・エフェス遺跡/イズミル・トルコ

エフェソス遺跡の代名詞的建築物であるケルスス図書館。正面向かって左から英知、徳、思慮、学術をあらわす4つの女神像は必見だ。コリント式の立派なフロントですが、元々は地震などでバラバラに崩れてしまっていたものを、修復して今の状態まで復活させたのだそう。この向かい側に娼館があって、地下でつながっていたのでは?というウワサがある。

ケルスス図書館・エフェス遺跡/イズミル・トルコ

ここ、世界ふしぎ発見!で問題として出されていた。図書館と娼館が繋がっていたという正解に、家族総出で驚いたものである。

娼館の広告

娼館の広告/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

ケルスス図書館と並んで有名なのが、娼館の広告とも、落書きともされているこちらの足跡だ。女性、足型、ハートマークが描かれている。「この足のサイズ以下の男は立入禁止」だとか、素直に「娼館は前方左側にありますよ」という意味だ、など様々な捉え方があるらしい。マーブル通りで見ることができるので、探してみよう。私はさがすのに10分くらいかかった…。

野外劇場

野外劇場/エフェス遺跡・イズミル・トルコ

1~2世紀頃に築かれた野外劇場は、約24,000人収容可能なのだそうだ。この上に登ると、今はもう埋まってしまった港湾跡が見渡せる。今もここでコンサートが行われることがあるらしい。

帽子・日焼け止め・水分は絶対!

エフェス遺跡/イズミル・トルコ

エフェス遺跡はとにかく暑い。夏は何も遮る建物などがないので、ずっと直射日光を浴びっぱなしということになる。日焼け止めクリームを持参し、帽子・サングラス・水分は絶対忘れずに。湿気は無いのだが、刺すような痛さの陽ざしがひどいのだ。

アクセス

聖母マリアの家/セルチュク・イズミル・トルコ

拠点となる街・イズミル

海沿いに遊歩道が続く/イズミル

イズミルまでは、イスタンブールやアンカラなどの各都市から、フライトまたはバスで入ることができる。

エフェス遺跡の最寄李の街はセルチュック

セルチュク/イズミル・トルコ

イズミルからセルチュク市へと移動して、セルチュクからエフェス遺跡まではドルムシュで移動できる。
ただし、聖母マリアの家に立ち寄るなら、タクシーチャーターが必要だろう。セルチュクのバスターミナルにいるタクシーと料金は交渉が必要だ。単純に往復するだけの料金と、聖母マリアの家もまわった場合の料金を案内される。時間があれば、聖母マリアの家も訪ねておきたいところ。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/7/29)をリライトしたものです。

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