ムーラ県にある宝石のような海・フェティエのビーチと遺跡、それと川床!?

公開日 2021年9月30日 最終更新日 2021年10月13日

フェティエ(Fethiye)は、エーゲ海沿岸のリゾート地の中でも特に美しいとされる、オリュデニズビーチがあることで有名なリゾート地です。神殿風造りの岩窟墓や、トルコ版川床がある景勝地・サクルケント渓谷もあって、魅力あふれるリゾートです。絵になるスポットが山盛りのフェティエとは?

フェティエがあるのはココ

地中海・エーゲ海の遺跡とリゾート地

フェティエがあるのは、ムーラ県の南側で、エーゲ海と地中海の交わる場所にある。というか、正直どこからどこが地中海でどこからどこがエーゲ海かが不明だからである。すぐ隣は地中海地方になる。フェティエは古代、テルメッソスという古代都市であった。アラブ人の侵攻を受け、ビザンチン帝国の支配を受け、オスマン帝国となって現在へと至る。現在、ムーラ県にある13の市町村の中で最大の人口16万人を誇る(2019年現在)。

フェティエの町/ムーラ・トルコ

ムーラ県は、イギリス人観光客に人気がある。夏になるとイギリス諸島から多くのヴァカンス客が訪れ、ヴァカンス以外でもイギリス諸島の富裕層が多く暮らしている町だ。個人的には、「トルコのリゾートに行きたいけど、どこがいいかな?」と聞かれたら、ダルヤンとフェティエがいいよ、と答えるだろう。どちらもムーラ県の南にあるビーチ沿いのエリアで、海と遺跡と亀たちが待っていて、色々充実したリゾートステイができるからだ。おすすめである。

ビーチ

オリュデニズビーチ

オリュデニズビーチ/フェティエ・ムーラ・トルコ

フェティエ市内にもビーチは複数あるのだが、フェティエで有名なビーチといえば、ここオリュデニズだろう。フェティエ市内から12kmほどバスで南へ進んだ場所にあるビーチだ。毎年4~10月は、ヨーロッパからのヴァカンス客で賑わうオリュデニズビーチ(Olüdeniz Plajı)。白いサラサラの砂浜と海の青さが美しいリゾートだ。ビーチ周辺には、アタテュルク通りとオリュデニズ通りが通っていて、その周辺にはホテルやカフェ、レストランなどが並んで、近代的なリゾート地を楽しめる。

オリュデニズビーチ/フェティ・ムーラ・トルコ

長いビーチの先が一番美しいターコイズブルー・ラグーンといわれている。ビーチではパラグライダーをしている人が目につく。

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【郊外】カプタシュビーチ

カプタシュビーチ/カルカン・アンタルヤ

フェティエがあるムーラ県ではなくなってしまい恐縮だが、せっかくフェティエを訪れたなら車を借りてぜひ訪ねておきたいビーチがある。フェティエから東南へ車で1時間ほど行くと、アンタルヤ県カルカン市に入る。ここカルカンでは、Kaputaş Plajı(カプタシュビーチ)がとても美しいビーチとして有名だ。時間があれば足を上してみるべきビーチだ。

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遺跡

岩窟墓

岩窟墓/フェティエ・ムーラ・トルコ

紀元前3~4世紀頃、ここフェティエはテルメッソスとよばれる古代都市であった。テルメッソスは古代リキア人の街で、度重なる地震で街は崩壊し、アラブ人の侵攻を受けた。それでも、ギリシャ神殿風の造りが特徴的な岩窟墓は、保存状態が良く残されている。オリュデニズビーチがある場所とは離れているが、時間があればぜひ訪ねておきたい。フェティエ市内中心部のオトガルや考古学博物館のそばにある。

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【郊外】世界遺産クサントス・レトーン遺跡

レトーン/ムーラ・トルコ

フェティエを訪れたら、車を借りて世界遺産となった遺跡を見に行きたい。フェティエ市内から車で南へ50分ほど移動すると、世界遺産クサントスとレトーンの両遺跡(Xanthos-Letoon Örenyeri)がある。クサントスは、古代リキア王国の最大の都市であった。そのクサントスから4km離れた場所には、リキアの重要な宗教的中心都市だったレトーンがある。レトーンには神殿跡がたくさん残されていて、レト・アポロ・アルテミスの3つの神殿、ローマ劇場や噴水等多くの遺跡がある。

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トルコ版川床

サクルケント渓谷

フェティエの市内からドルムシュやミニバスに乗車して、車で1時間ほど行った先にあるサクルケント国立公園は、知る人ぞ知る隠れた観光スポットだ。サクルケント渓谷(Saklıkent Vadisi)とよばれる谷があり、夏は涼しく過ごせる秘密のスポットである。

サクルケント渓谷/ムーラ・トルコ

渓谷を訪れる際は、服装に注意したい。ジーンズやロングスカートはNGだ。渓谷を流れる急流を進んで川床へと向かうのだが、途中からは、膝くらいまで水が流れる中をロープを伝って進むことになる。ちょっとした冒険みたいで楽しい。

サクルケント渓谷/ムーラ・トルコ

しばらく歩いていくと、数件のお店が軒を連ねる場所に出る。ちょっとした川床のようになっている。

サクルケント渓谷レストラン・パラダイスパーク

驚くほどの清流で、トルコにいるということを忘れてしまい、京都の奥座敷のような清々しい気が漂っている。ガイドブックではほとんど紹介されていない秘密のスポットだ。

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アクセス

フェティエ市内へ

フェティエ/ムーラ・トルコ

紹介したオリュデュニズビーチは、フェティエ市内から離れた場所にある。まずは拠点となる大きな街であるフェティエ市へと向かうことになる。
イスタンブールなどの各空港から、ムーラ県のダラマン空港へ入る。そこからバスでフェティエと向かうのがいい。

ダラマン空港/ムーラ・トルコ Tiha0711 – Yükleyenin kendi çalışması, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35203182

ムーラ市とフェティエ市へ向かうバスがダラマン空港から出ている。
空港リムジンバスは、Havaş(ハワシュ)とよばれる。こちらは全国共通のリムジンバス会社。
もう一社、ムーラ県交通局もリムジンバスを運行している。MUTTAŞ(ムッタシュ)とよばれる。
どちらも所要時間は1時間ほどで、料金は25TLほど(2021年現在)。

ダラマン空港公式サイト

www.dalamanairport.aero

Havaş(ハワシュ)公式サイト

www.havas.net

※上記がリンク切れの場合は、下記TOPページで検索してください。

www.havas.net

MUTTAŞ(ムッタシュ)公式サイト

www.muttas.com.tr

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/7/27)をリライトしたものです。

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