アンタルヤから行くターコイズコースト人気の町・カシュへ行こう

公開日 2021年10月10日 最終更新日 2021年10月15日

カシュ(Kaş)は地中海のリゾート地を多数有するアンタルヤ県にある。古代都市リュキア時代に設立されたカシュの町は、ローマ帝国時代に重要な港のひとつとなった。ターコイズブルーの海はもちろんのこと、サンタクロースが生まれた古代都市・ミラへ、ギリシャの島・カステロリゾ島への日帰り旅もできるのがカシュ滞在の魅力。地中海に数あるリゾート地の中でも人気のカプタシュ・ビーチを有するカシュの町を旅してみよう。

カシュについて

カシュがあるのはココ

地中海・エーゲ海の遺跡とリゾート地

この地図には表示されていないが、アンタルヤ県の県都アンタルヤはもっと東側にある。カシュの町は、お隣のムーラ県により近い場所にあって、船でしか行けないスィメナ遺跡や、サンタクロースがいた古代都市ミラ遺跡も近い。この辺り一帯は、古代リュキア連盟があった場所で、そこかしこに遺跡が転がっている状態だ。

カシュ/アンタルヤ・トルコ

カシュの魅力はまだある。カシュの中心地の先には地中海に突き出した半島がある。海をのぞむリゾートホテルが立ち並んでいる。この辺りの海は青は青でも透き通った青で、そこかしこにターコイズブルーの海が見える。

 

カシュとは

カシュ/アンタルヤ・トルコ

カシュは小さな海沿いのリゾート地で、人口は50,000人ほどだ。ここに住んでいる人の多くはホテルやレストラン経営などの観光業に従事しているようだが、カシュはオレンジやナッツの栽培もしていて、海から少し先の小高い丘の上に行ってみると、オレンジの畑が広がっている。

カシュ/アンタルヤ・トルコ

アンタルヤやアランヤなどの他の大きな街と比べて、カシュなどの小さなリゾート地はきれいな海とやや手付かずの大地や山々が残っている。

カプタシュ・ビーチ

カプタシュ・ビーチ/アンタルヤ・トルコ

カシュといえばカプタシュ・ビーチ!と思い浮かべる人も多いだろう。カシュとその周辺には、大小さまざまなビーチがあるのだが、その中で最も有名で最も人気があるビーチが、カプタシュビーチだ。

カプタシュ・ビーチ/アンタルヤ・トルコ

突き出た大地を削り取ったかのような場所にあるビーチで、カプタシュを有名にしたのがこの海の色。アンタルヤ周辺の他のビーチと同じく、砂浜ではなく小さな小石が集まったビーチだ。たどり着くまでの道は、くねくねしているので、運転と車酔いには注意しておいたほうがよさそうだ。

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船でしか行けない海に沈んだ遺跡・シメナ遺跡

スィメナ遺跡/アンタルヤ・トルコ

カシュの中心街から東へ車で14時間ほど行った場所には、海に沈んでしまった遺跡がある。船でしか行けない珍しい遺跡でもある。透き通った海に沈む古代遺跡は絶好のフォトスポットでもある。カシュに行くなら必ず訪れておきたい場所の一つだ。

カシュ中心部にある遺跡・アンティフェロス遺跡

遺跡のハイライト・劇場

アンティフェロス遺跡/アンタルヤ・トルコ

カシュ市内にリュキア連盟~ローマ時代にかけて繁栄した港湾都市、アンティフェロス遺跡(Antiphellos Antik kenti)がある。海の見える眺めの良い古代劇場が観光客に人気で、保存状態もいい。ここでしばらくの間ゆったりと風に吹かれながら海を眺めながら過ごす人が多い。

アンティフェロス遺跡/アンタルヤ・トルコ

劇場周辺は公園になっていて、この劇場からさらに北へと歩いて行くと、リュキアの岩窟墓が残されている。地図にはなくて行きづらいのだが、球の歩き方に掲載されていたので、それを参考にしながら行けば訪れやすい。

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中心部ど真ん中にある墓碑

アンティフェロス遺跡/アンタルヤ・トルコ

ちなみに、カシュ市内にはこんな記念墓碑が建っていて、見る人を驚かせている。ライオンの頭の石像が4体、上に乗せられた墓碑だ。ショッピング街になっている大通りをまっすぐ行くとこの墓碑に突き当たるため、観光客のフォトスポットとなっている。

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カシュ・パノラマ

カシュ/アンタルヤ・トルコ

カシュに限らず、トルコのターコイズコーストに点在するリゾート地の魅力は、美しい海と山が近いところだと思う。カシュもまた、近くにある山へ向かえば、ブルーとターコイズの色をした海を眺めることができる。カシュには、他の町にあるようなケーブルカーはないが、車で高台に登れば、ターコイズコーストとギリシャのケロワ島とその周辺の半島を一望できる。

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可愛い街並みでショッピング

カシュ/アンタルヤ・トルコ

カシュ市内でのショッピングは、チャルシュ(Çarşısı)とよばれる商店街とその周辺に集中している。石畳の道の両側に、土産物や小物を扱ったかわいらしい路面店が並んでいて、特に雑貨店には、お決まりのマグネットから手作りの綿製品まで並んでいて、ついつい覗いてしまう。

カシュ/アンタルヤ・トルコ

カシュの町はとても小さいので、この通りの規模もアンタルヤ等の都市に比べたら小さめ。それでも、観光客でにぎわうレストランや、ブーゲンビリアの花がリゾートを感じさせる雰囲気がいい感じ。チャルシュのあるドールヨル通りの坂道をあがっていくとあるのが、先に紹介したライオンの記念墓碑だ。

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ネアンデルタール人の住居跡・カライン洞窟

カライン洞窟/アンタルヤ・トルコ

ターコイズコーストの街カシュから、車で一時間ほど北に進むと見えてくる、カトラン山(Katran Dağı)は、トルコ南部に横断するトロス山脈を構成する雄大な山だ。周囲には田園とオリーブ畑が広ががっている。このカトラン山には、『ユネスコ世界遺産暫定一覧表』に登録されているカライン洞窟(Karain mağarası)がある。

カライン洞窟/アンタルヤ・トルコ

カライン洞窟/アンタルヤ・トルコ

この洞窟はトルコで最大規模を誇る洞窟で、1946年から発掘調査が続けられている。この地域は50万年前に集落として使用されていたことがわかっていて、ネアンデルタール人とされる人間が住んでいたとされる、重要な旧石器時代の遺跡の一つだ。同時の植物や動物の古代環境を明らかにするのに重要な役割を果たしているカライン洞窟は、周辺にある洞窟と一緒に世界遺産リストに推奨されている。

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ダイビングスポット、カシュへ

カシュの海/アンタルヤ・トルコ

カシュとその周辺は、パラセイリングやスカイダイビングスポットとしても人気のリゾートだ。ウミガメに出会えたり、古い飛行機、船が沈んでいるので、ダイバーに人気がある。

アクセス

ダラマン空港/ムーラ・トルコ Tiha0711 – Yükleyenin kendi çalışması, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=35203182

カシュへ行くためには、まずはムーラ県にあるダラマン空港へと向かう。
ダラマン空港からカシュまで直通で行くリムジンバスはないので、一旦フェティエまでリムジンバス(Havaş)で行き、フェティエのバスターミナル(Otogar)からカシュのバスターミナルまでバスで行くのが最短のようだ。

パムッカレ・ツーリズム販売店/パムッカレ村

パムッカレ・ツーリズム、フェティエ・セヤハットなどが出していて、料金は40TL、所要時間は2時間ほどで到着だ。(2021年10月現在)

ダラマン空港公式サイト

www.dalamanairport.aero

パムッカレ・ツーリズム公式サイト

www.pamukkale.com.tr

フェティエ・セヤハット公式サイト

fethiyeseyahat.com.tr

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/11/12)をリライトしたものです。

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