トルコで飲めるお酒の種類とマナーとは?

公開日 2021年8月9日 最終更新日 2021年9月18日

トルコ国民のほとんどがイスラム教スンニ派だが、同じスンニ派である中東諸国に比べ、酒に対する規制がゆるい国である。街中にはメイハーネとよばれる居酒屋があり、レストランでも酒を呑むことができることが多い。蒸留酒、ビール、ワインと種類も豊富である。お酒が好きな私がまとめた、トルコのお酒とマナー。

ワイン(Şarap/シャラプ)

カッパドキア・ワイン

カッパドキアでワイン

トルコ語でワインはシャラプという。昔からトルコ産のワインは、カッパドキアがその責任を担ってきた。カッパドキアには、ユルギュップにワイナリーを持つ“TURASAN(トゥラサン)”と、ウチヒサルにワイナリーを持つ“KOCABAĞ(コジャバー)”の2大メーカーがある。

トゥラサンのワイン

有料でテイスティングも可能だ。とてもフルーティで口当たりがよく飲みやすいので、一人でも750mlくらいなら飲みきれる。お値段は1,000円~3,000円ほどと、割とお求めやすい価格で、お土産にも最適。どちらかと言えば、トゥラサンの方が人気があると思われる。

定番のきのこ岩ワインボトル

各観光地やお土産物屋さんで定番の、こんなカッパドキアのきのこ岩をかたどったワインボトルは、お土産の大定番。カッパドキアだけでなく、トルコのあらゆるところで購入できる。

ウルラ・ワイン

ウルラ・ワイナリー

近年までワイン発祥の地はトルコだとされてきたが、もっと古代、隣国ジョージアでワイン醸造していたという遺跡が発見されてからは、その権利を譲った形だ。イスラム教国になった今でこそ、ワインを飲む国というイメージはないものの、オスマン帝国になる前、この地はキリスト教国であったわけで、エーゲ海地方を中心にワイン造りが盛んであった。

ワイン/イメージ

最近、エーゲ海地方では、古代種を復活させて造ったワイン『ウルラ・ワイン』が登場し、世界的にも評価が上がってきている。ワイナリーでは、ワイナリー見学、試飲販売のほか、宿泊ホテルを併設していている。

【参考】ウルラはこんなところ

ウルラの港

ウルラには、エーゲ海の港、複数のワイナリー、オリーブオイル博物館がある。ウルラ中心部には、アート・ストリートなる石畳のショッピングストリートもあって、そのいずれもがエーゲ海有数の人気観光スポットとなっている。

ウルラ・ワイナリーPR動画

Urla Bağ Yolu from Mandal Ajans on Vimeo.

www.urlasarapcilik.com.tr

コジャバー(KOCABAĞ)

www.kocabag.com

トゥラサン(TURASAN)

www.turasan.com.tr

ラク(Rakı)

ラクとは?

ラクとトルコ料理の前菜は相性抜群

トルコで生まれたお酒“ラク”は、葡萄からつくられた蒸留酒で、アルコール度数が45~50度ほど。肝機能を活発にしてくれるアニスの香りがするので、どんどん飲み進めてしまう危険なお酒だ。絶対にチャンポンはおすすめしない。

ライオンのミルク

ラクは必ず水と一緒に提供される。ロックでは飲まず、水割りで飲め、というわけだ。水を入れるとこんな乳白色になる。

アニスの香り・ラク

別名、「ライオンのミルク」と言われている。香りがよく口当たりもさわやかで、メゼとよばれる前菜やメロンとの相性がいいとされている。トルコ料理の前菜はオリーブやトマトやチーズや果物など、豊富な食材でつくる。お酒とこの前菜さえあれば、毎夜の晩酌が楽しみというものだ。

イチオシは『YENİ RAKI』

YENI RAKI

ラクは、様々なメーカーが製造しているが、一番メジャーなのはYENİ RAKI(イェニラク)というブランド。クセも弱めで、初めての方には飲みやすいのでおすすめできる。スーパーや土産物屋、空港の免税店で購入できる。日本でも、楽天アマゾンでこのYENİ RAKIが購入可能だ。

イェニ・ラク公式サイト

yenirakiglobal.com

ラクは、日本語の「ラク」の発音では絶対に通じない。発音が難しい。トルコ語の「ı(ウ)」は、口を一文字にギュッとひっぱって発音する。恥ずかしがってるつもりはないのに、いつも店員さんに「?」という顔をされる。通じない場合はもちろん、指さしで。

ビール(Bira/ビラ)

エフェスのピルスナー

トルコを代表するビールメーカーといえば、アナドルエフェス社だ。アナドルエフェス社のブランド、EFES(エフェス)は、トルコを代表するビールで、世界中で販売されている。青缶がスタンダードなピルスンだが、スーパーにはエフェスブランドのビールがずらり並んでる。ピルスン、ダーク、エクストラ、ライトなど常に数種類は並んでいて、ビール好きな人へのお土産にはちょうど良い。味はライトテイスト。パンチの効いたビールがお好きなら物足りないので、ダークをおすすめする。ピデやラフマジュンなどの濃厚なトルコ料理にはちょうどいい。

アナドル・エフェス社公式サイト

www.anadoluefes.com

気をつけたいこと

トルコのレストラン

スーパーに必ずお酒が置いてあるわけではなく、販売していないお店も多い。ミグロスなどの外資系スーパーでは販売されている。レストランでも、取扱いがあるかどうかは店主の考え方次第で、バーやメイハーネとよばれる居酒屋では提供される。店の外でお酒を飲むことはひどくマナー違反で、特にラマダン(Ramadan・断食期間)中は絶対NGだ。お店またはホテルのお部屋で飲むようにしたい。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2018/7/23)をリライトしたものです。

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