
初めてのトルコ旅行で絶対外せない3大観光地まとめ
公開日 2021年8月12日 最終更新日 2021年9月18日
イスラム教のイメージが先行するトルコだが、そもそもトルコがあるアナトリア半島は、古代史においてはキリスト教を国教とする国々が長らく治めていた。そのため、聖母マリアが晩年暮らした住み家や、ノアの箱舟が漂着したアララト山など、聖書に出てくる歴史的スポットの宝庫なのだ。トロイ、エフェソスなどの世界遺産はもちろん、エーゲ海と地中海沿岸では、ターコイズブルーのリゾートも待ち構えている。トルコに初めて旅するなら、絶対に訪れておきたい3都市とそのハイライトをまとめてみた。
イスタンブール

ボスポラス海峡クルーズから新市街をみる
ご存知、トルコ最大の都市イスタンブール。アジア大陸とヨーロッパ大陸の両方にまたがるのは、イスタンブールが世界で唯一の街である。東ローマ帝国時代からオスマン帝国終焉まで、約500年にわたりこの国の首都であった。政治の中心はアンカラに譲ったものの、トルコ最大の都市で、世界有数の観光地であることに変わりがない。
旧市街/ヨーロッパ側

トプカプ宮殿/イスタンブール
イスタンブールは、アジア側とヨーロッパ側にわかれる。観光地は、主にヨーロッパ側に集中していて、中でも、皇帝の居城であるトプカプ宮殿周辺の“旧市街地”がメインになる。トルコ全土のグルメが堪能できるのも、イスタンブールならでは。ボスポラス海峡クルーズもマストだ。
- トプカプ宮殿・ハレム
- スレイマニエ・ジャーミィ
- スルタンアフメット・ジャーミィ
- 地下宮殿
- アヤソフィア
- グランドバザール
- エジプシャンバザール
- アラスタバザール
- ハセキ・ヒュッレム・スルタン・ハマム
- サバサンド(イェニカプ)
新市街/ヨーロッパ側

イスティクラル通り/イスタンブール
ヨーロッパ側の、“新市街”とよばれるエリアは、最新流行と古き伝統の両方を楽しめるエリア。その中心となっているのが、イスティクラル通りだ。トルコで一番の繁華街で、流行発信地でもある。外資系高級ホテルも、ここ新市街の高台にある。ガラタ塔や軍事博物館などの観光スポットと、世界一短い地下鉄も外せない。
- ガラタ塔
- 軍事博物館
- イスティクラル通り
- オルタキョイ
カッパドキア

ギョレメの熱気球ツアー/カッパドキア
イスタンブールに次ぐ人気の観光地、カッパドキア。もはや言わずと知れた、キノコ岩の世界遺産である。迫害から逃れてきたキリスト教徒が地下や洞窟に居住していた。夏涼しく冬暖かい洞窟ホテルに宿泊し、翌朝は、朝日に照らされた熱気球に乗って絶景バルーンツアーへ。これだけはトルコ旅で外せないプランなのだ。
- ギョレメ野外博物館
- ギョレメパノラマ
- ローズバレー
- バルーンツアー
- 洞窟ホテル
- 地下都市
- アヴァノス陶器
- ウフララ渓谷
- カッパドキア・ワイン
- テスティケバブ
パムッカレ

熱気球ツアー/パムッカレ
パムッカレもまた、世界的に有名なトルコの観光地である。自然が造り上げた石灰棚は、古代ローマ人が憧れた聖なる温泉地でもあった。ヒエラポリスとよばれる遺跡と合わせて世界遺産となった。トルコ有数の温泉地、カラハユット温泉への宿泊もパムッカレ旅ではオススメだ。夕日も絶景である。
- 石灰棚
- ビエラポリス
- 考古学博物館
- カラハユット温泉
東西文明交わるトルコでしかできない旅

ハラン/シャンルウルファ郊外
トルコは、世界三大料理の一つであり、トロイやエフェソスといった遺跡の宝庫だ。アララト山や聖母マリアが晩年暮らした家などの聖地や、ターコイズ・コーストと称されるエーゲ海や地中海リゾートも待ち構えている。掘れば掘るほどに、ここでしか見られないこと、食べられないものがたくさんある。東西文明のすべてを一度に体験できる、稀な国なのだ。
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※この記事は、トルコのとりこ(2018/8/19)をリライトしたものです。