数百社から選ぶ!長距離バス会社の選び方とは?

公開日 2021年8月6日 最終更新日 2021年9月18日

鉄道の発達が遅かったトルコでは、バスが広いアナトリアの大地を縦横無尽に走っている。空港のような大型バスターミナルは、トルコではずいぶん前から利用されてきた。今も昔も、トルコ国民とツーリストが便利でお得に使えるため、バス会社は数百にも及ぶ。私個人的に、一人旅で大いに利用させていただいている、利用頻度の高い大手バス会社を中心に、長距離バスについてまとめてみた。

長距離バス(高速バス)会社について

チケット価格=品質の良さ

バスターミナルに並ぶ看板

長距離バス会社は、地域ごとに「〇〇セヤハット」「△△ツーリズム」など、その数およそ数百にのぼる。オトガル(※)に行って予約しようとすると、バス会社の看板がずらっと並んでいるため、どのバス会社で予約したらよいか、とても迷うものだ。実際、どのバス会社も工夫を凝らしてお客様に来てもらおうと必死に呼び込みをしたりする。日本でも、キラキラ号とウイラーとJRバスが全然違うように、トルコもまた千差万別。おおむね、乗り心地とサービスの良さは値段に比例する。

充実の車内サービス

パムッカレ・ツーリズムのお菓子

トルコのバスは、よく整備されていて安全であるし、サービスエリアでは洗車もする。社内も清潔だ。日中帯のバスでは、お菓子、ジュース、チャイ・コーヒーといったサービスが繰り返しやってくる。パムッカレ・ツーリズムでは、夏限定でアイスクリームも配布。おやつを食べない人には迷惑でしかないが、お菓子好きにはたまらないサービスだ。

トルコの長距離バスでは、おおむね下記サービスが利用できる。
※2021年8月まで当サイト調べ

車内設備 状況
座席 2+1、2+2、2+2
Wi-Fi
TVモニター
コンセント
USBジャック
イヤホン
お菓子・チャイ
コロンヤ(ウェットシート)

サービスエリアで昼食を

サービスエリアにて

数時間に1回のペースで、サービスエリア(mola yeri)に立ち寄って休憩&食事時間が設けられる。日本と同じく20分ほどが多いと思うが、たまに40分も休憩をとるときがあり、サービスエリア内のレストランで食事をしたり、お土産に何かみつくろうこともできる。もちろん社内でゆったりしていてもかまわない。ネックなのは何時まで休憩なのかのアナウンスをトルコ語で(しかも早口で)するため、英語で聞きなおさなければいけないところだ。日本みたいに看板で時間を掲示しておいてくれたらうれしい。

男女が隣になることはない

パムッカレ・ツーリズムの車内

日本のバス会社でも近年は配慮はしてくれているものの、満席だと男女区別なく座ることになる。トルコでは例え満席だろうと関係なく、女性同士、男性同士の予約席となる。女性の隣の席が1席だけ空いていても、男性が予約しようとすると「満席です」と断られるのだ。これは長距離バスに限らず電車でも同じである。

 

※オトガルとは?

アンカラのオトガル

オトガル(Otogar)は、オトビュス・テルミナリ(Otobüs Terminali)ともいい、どちらもバスターミナルのこと。

降りるバス停とセルビスを確認して

最大手・メトロ社のバス

最終目的地にあるオトガルから徒歩で中心部に行けそうかどうかを、予約前に確認しよう。中心部にあるオトガルなら問題ないが、郊外にある場合は、中心部までどうやって行くのか、予約時に確認したほうがいい。例えば、カッパドキアのギョレメ地区に行きたい場合、カッパドキアのどのバスターミナルで降りることになり、そこからギョレメまで行く場合はセルヴィス(Servis:中心部までの無料送迎バス)はあるのかどうか、予約時にカウンターで確認をするといい。町外れのバスターミナルやバス停で降ろされて歩くハメになった、という悲しい人も多いからだ。

大手バス会社

パムッカレ・ツーリズム販売店/パムッカレ村

山程あるバス会社の中から、初めて利用される方へ太鼓判を押せるバス会社をチョイスしてみた。つまり、大手なら間違いないであろう、という腹である。

メトロ・ツーリズム(Metro Turizm)

メトロ・ツーリズム公式サイトより

メトロはどの町でも必ず見かけるバス会社で、本数も多く走っている。また、チケット代も安い為、バックパッカーや気ままな一人旅にはおすすめだ。万民に利用されるメトロは、使いやすさは抜群だがサービスの質はノーマルというイメージ。あくまで日本人目線で、だ。上質のサービスを求めるのなら、他社がおすすめだろう。

使いやすさ★★★
サービス★☆☆
値段★★☆

www.metroturizm.com.tr

キャーミル・コチ(Kamir Koç)

キャーミル・コチ公式サイトより

数多くあるバス会社の中でもキャーミル・コチは老舗のバス会社。チケット代も安く、それなりに多くの町に路線を持っている。老舗ならではのサービス力で、乗務員の対応もさわやかで品がいい。おすすめだ。

使いやすさ★★☆
サービス★★☆
値段★★☆

www.kamilkoc.com.tr

パムッカレ・ツーリズム(Pamukkale Turizm)

パムッカレ・ツーリズム公式サイトより

エーゲ海・イズミルを拠点とするバス会社、パムッカレ。チケットの値段はメトロと比べたら高めの印象だが、サービスには定評がある。何より、夏の期間に利用すると、アイスが出てくるので、個人的には、まずパムッカレ・ツーリズムに空きや路線があるかどうかから確認する。場所がら外国人観光客も多く利用するバス会社だ。

使いやすさ★★☆
サービス★★★
値段★★☆

www.pamukkale.com.tr

ウルソイ(Ulusoy )

ウルソイ公式サイトより

富裕層の利用が多いウルソイは、欧米の観光客にも人気がある。バス車内設備はもちろんのこと、サービスの質も一番洗練されているイメージだ。大手バス会社の一社を吸収合併してますます成長するとされている。チケット代は高めだが、さほどでもない。迷ったら、ウルソイをチョイスするのがおすすめだ。

使いやすさ★★☆
サービス★★★
値段★☆☆

www.ulusoy.com.tr

チャナッカレ・トゥルワ(Çanakkale Turva)

チャナッカレ・トゥルワ公式サイトより

エーゲ海地方の街、チャナッカレに拠点をおくチャナッカレ・トゥルワ。今の時点では、限られた路線での運行であり、大手の様に手広くあちらこちらへ、というわけにはいかないが、乗務員の対応が温かいのがお気に入りだ。現地ガイドおすすめのバス会社でもある。

使いやすさ★★☆
サービス★★☆
値段★★☆

www.truvaturizm.com

他にもSafran Turizm(サフラン・ツーリズム)Nevşehir Seyahat(ネヴシェヒル・セヤハット)もおすすめできる。

 

バス一括比較する

カラブユック市のバスターミナル

出発時間や運賃、車内設備を一覧で一括比較できるサイトがある。WEB上で予約もできるが、クレジットカード入力などが不安なら、とりあえずの目安にして、現地の販売店で早めに予約しよう。

nereden nereye.com

www.neredennereye.com

obilet.com

www.neredennereye.com

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2018/7/28)をリライトしたものです。

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