イスタンブール・サビハ・ギョクチェン空港

公開日 2021年8月23日 最終更新日 2021年9月21日

イスタンブールには、イスタンブール空港と、サビハ・ギョクチェン国際空港(Sabiha Gökçen Uluslararası Havalimanı)の2空港がある。ターキッシュ・エアラインズが運行している日本からの直行便は、イスタンブール空港に到着するため、サビハ・ギョクチェン空港を利用する機会にはあまり恵まれない。カタール航空やエミレーツ航空などの中東乗継を利用する場合は、サビハ・ギョクチェン利用になる可能性がある。サビハ・ギョクチェン国際空港について、まとめ。

サビハ・ギョクチェン国際空港とは?

サビハ・ギョクチェン空港

サビハ・ギョクチェンは、トルコ建国の父アタテュルクの養女で、世界初の女性パイロットであった。そのサビハの名をいただくこの空港はアジア側にあって、トルコ人とヨーロッパ・中東各地からの利用者が多く、いつもとにかく混雑している。年間2,500万人が利用しているのだそう。34の搭乗口があるが、なぜかいつもブリッジではなく、ゲートから飛行機まではバスでの移動となる。

今はなきアタテュルク空港

すごく昔は、イスタンブール空港(旧アタテュルク国際空港)が国際線、サビハ・ギョクチェン空港が国内線の役割を担っていたので、トルコ人達が多く利用する空港というイメージだ。当時はトルコ語も全然できず、アタテュルク空港⇔サビハ空港の間の移動が、とてつもなく大変で、「二度と来るか!」と泣いたのを思い出す…。

ペガスス航空とサビハ・ギョクチェン国際空港

以前は、ペガスス航空(ペガサス航空)がサビハ・ギョクチェン空港をハブ空港(本拠地)としていたので、サビハ=ペガススのイメージが根付いてしまったが、今はイスタンブール空港に移したようだ。それでも、アジア側にあるその便利な立地から利用者が減ることはなく、それどころか国際便が増え続け、サビハ・ギョクチェン空港に乗り入れているカタール航空は、2019年に累計搭乗人員が1億人を突破したと発表。同じ2019年には、マレーシア航空も新規乗り入れを開始したばかりだ。巨大な新ターミナル・イスタンブール空港が開港してもなお、ますます伸びていくことが予想される。

空港内の施設

シミット・サラユ/イスタンブール空港

国際線ターミナルには、スタバ、マクドナルド、サブウェイ、シミット・サラユといった大手チェーン店やカフェのほか、ブランド品・タバコ・お酒が購入できる免税店も多く出店。銀行、レンタカー、会議室、エアポートホテルなどの施設も一通り充実している。国内線にもカフェレストランやショップは多数あるので、暇つぶしには困らない。

SGエアポートホテル

www.isgairporthotel.com

アクセスについて

Havabüs(ハワビュス)

ハワビュス公式サイト

ハワビュスは、昔からある空港リムジンバス。ハワとは空を意味している。10~20リラほどで空港から市内、または、空港からイズミットやブルサなどのイスタンブール近郊都市とも繋いでいる。Havaş(ハワシュ)と昔はよばれていた。下記に記すハワイストにおされて、ブルサなどの近郊都市へ向かう際に利用する人が多くなった。イスタンブール中心地タクシムやカドゥキョイといた場所から出発していてラクチンだ。

ハワビュス公式サイト

www.havabus.com

Havaist(ハワイスト)

ハワイスト公式サイト

2018年に鳴り物入りで開業した、イスタンブール市交通局の空港リムジンバスHavaist(ハワイスト)。ちょっとハワイっぽい響きだが、ハワ(空)+イスト(イスタンブール)の造語と思われる。イスタンブール市内主要地区⇔空港、空港⇔空港、を運行している。ハワビュスと比べて、乗り心地がよく、どことなく高級感があるので、観光客にもおすすめだ。モニターとWi-Fiを備えているバスを利用している。

ハワイスト公式サイトより

ハワイストでイスタンブール空港からサビハ空港までの乗り継ぎは、所要時間:2時間 30~40リラ(変動有り) ほどだ。ただし、イスタンブールの渋滞を多めに計算しておかないと、飛行機に乗り遅れるという痛い経験をすることになる。
※所要時間・料金などについては変更になることがあります。詳しくは、Havaist公式サイトで確認を。

ハワイスト公式サイト
www.hava.ist

Otobüs(バス)

イスタンブール交通局公式サイト/エクスプレスバス

アジア側のカドゥキョイからサビハ・ギョクチェンへバス一本で行くことができる。停留所が少ないEkspres(エクスプレス)と、通常の路線バスがあって、エクスプレスはE-11表示のバスに乗る。E-10表示のバスは各停バスになるが料金は変わらない。おおよそ20分間隔で出発していて、所要時間は約90分、料金は10TLほど(値上げしょっちゅう)。渋滞を考慮して早めに移動しよう。バス停近くの窓口でチケットを購入する。

イスタンブール交通局(IETT)公式サイト:英語

www.iett.istanbul

Taksi(タクシー)

トルコのタクシー

日本に比べたらどの国もそうなのだが、トルコもやっぱりタクシー代が安い。イスタンブール市内で流しのタクシーに乗るのはトルコ初心者には絶対おすすめしないが、空港のタクシー乗り場にいるタクシーはすべて管理されているので、空港に限っては白タクということはない。違反してふっかけると罰金刑となるからだ。サビハ・ギョクチェン空港⇔アジア側の端にあるKadıköy駅(カドゥキョイ駅)まで、おおむね3,000円ほどだったと記憶している。

空港送迎サービス

空港の出迎え/こんなかわいい出迎えなら嬉しい

私がよく利用するのは、現地の旅行会社に空港送迎だけを頼むという方法だ。少し高いが、煩わしい色々を考慮するとむしろ安い。特に女性一人旅や早朝・夜間に到着するフライトでは大活躍だ。日本語ではなくおおむね英語対応だが、ただの送迎に日本語対応は必要ない。Veltraの送迎を頻繁に利用している。

Veltra公式サイト

www.veltra.com

交通の便が便利に

マルマライ/イスタンブール

カドゥキョイから乗継せずサビハ・ギョクチェン空港にアクセスすることが可能になる予定だ(2021年8月現在)。マルマライまたはメトロ、いずれかを延長させる予定なのだとか。交通渋滞が激しいイスタンブールにおいて、バス移動は時間がかかる面倒な乗継でしかなかった為、実現できればサビハ乗継も選択肢の一つにあがってくるだろう。

サビハ・ギョクチェン国際空港公式サイト

www.sabihagokcen.aero

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2020/7/2)をリライトしたものです。

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