トルコの村を旅する魅力発見!斜面に家々が並ぶシリンジェ

公開日 2021年8月23日 最終更新日 2021年9月21日

日本の個人旅行客に密かに人気の村シリンジェ(Şirince)は、斜面に家々が建ち並ぶ美しい景観で知られる。赤い屋根と漆喰の白壁、色鮮やかな花々と緑に囲まれた路地を散歩して、ブティックホテルで穏やかな時間を過ごす。力強い大地と爽やかな空を食べるような朝食も最高である。エフェソス遺跡やイズミルから日帰りもOK。シリンジェ村に滞在したら、トルコの村を旅することにハマるかもしれない。私のように。

シリンジェはこんな村

シリンジェ

シリンジェ村(Şirince)はエーゲ海地方にある。今から100年ほど前までギリシャ人が住んでいた。実際に観光する際は、イズミルに拠点をおいて日帰りで観光する人が多い。この辺りは、果物やナッツの栽培が盛んで、シリンジェ村へ向かう狭い道の脇には、ぶどう・もも・りんご・ざくろなどの果樹園が広がっている。

シリンジェのホテルから

トルコ人にとって、こういった村々での滞在は特別のようだ。山間に広がる美しい長閑な村で、Pansyon(ペンション・プチホテル)にのんびり滞在し、お母さんたちが用意した素朴で愛情のこもったごはんを食べ、おばあちゃん手作りのコットン製品や手作りジャムなどをショッピングする。そして、大好きなチャイを片手に本を読みながら家族でゆったりした時を過ごすのが、極上のビレッジ・ステイなのだ。

シリンジェのカフェ&レストラン

シリンジェのロカンタ

おすすめのカフェ・レストランをメモしておこう。ほとんどのお店にはテラス席がある。天気が良い日はオープンテラスでいただくランチが最高なのだ。

シリンジェゼウスカフェ&レストラン(Şirince ZEUS Cafe & Restaurant & Wine House)

www.tripadvisor.jp

ウズム・カフェ・シリンジェ(Üzüm Cafe Şirince)

www.facebook.com

格別の朝ごはんをシリンジェで

トルコの朝ごはん

伝統的なトルコの朝食(カフヴァルトゥ/kahvaltı)は、バゲットと、たっぷりの蜂蜜とバター、白チーズ、きゅうり、トマト、サラミ、ゆで卵、オリーブそしてチャイがスタンダード。特に、田舎の村で食べる朝食は、都会より野菜も卵も新鮮で、格別の美味さだ。ここシリンジェでも、やっぱりおいしい朝ごはんセットが人気である。“朝ごはんセット”とメニューには記載されているが、朝から午後まで食べられるシリンジェ名物だ。数年前のレートで、15-20リラほどでいただける。

シリンジェに宿泊する

出典:ニシャンヤンハウスホテル(CozyStoneHouse)

家族経営のブティックホテルが多いシリンジェ村。どのホテルも、木の温もりと、ハンドメイド雑貨がセンスよくおかれるお部屋を提供している。午前中から夕方にかけて観光客で賑わう村も、夕方から夜にかけて静けさが戻る。朝はすずめの大合唱で起こされ、澄みきった空気の中、ゆったりした散歩が楽しめる。散歩後の朝ごはんは最高だ。
数あるブティックホテルの中でも、老舗&大人気&居心地抜群のニシャンヤン・ハウスホテル(Nişanyan House Hotel)がおすすめ。

出典:ニシャンヤンハウスホテル(GinTerrace)

オーナーさんは、シリンジェ村がまだこれほどまでに人気ではなかった頃、この村を訪れてひとめぼれ。移り住んでホテルを経営し始めたのだそう。20エーカーもの広さに、いくつものテーマを持ったホテルがある。ハマム、図書館、眺めの良いレストランやテラスがある。

ニシャンヤン・ハウス・ホテル

nisanyan.com

goo.gl

ショッピング

シリンジェのかわいいお店

刺繍されたテーブルクロスやタオル等、手芸品のほか、トルコ土産全般が売られている。町の南側にある教会付近に路面店が並んでいて、素朴さが微笑ましい風景に。

シリンジェのおみやげ物やさん

機会があれば、身振り手振りで会話してみるのも良い思い出になる(実体験)。

シリンジェ名産フルーツワイン

シリンジェのワインハウス

シリンジェは果物の名産地。そして、古くからワインの生産地でもあった。今は、ラズベリー、いちご、もも、りんご、桑の実のワインが作られています。シリンジェ村にあるカフェやレストランで飲むことができる。

トルコのカントリーサイド旅が本気でおすすめ

シリンジェの夜

トルコ旅行はこれまで、イスタンブールやカッパドキアといったメジャーな観光スポットを巡る旅がスタンダードであった。それもいいのだが、トルコに来たらぜひ村を訪れて、おいしい野菜やお肉を使った料理と、素朴で優しい人々と、温もりを感じるお土産、美しい海川や山に抱かれる豊かな時間を旅してほしい。実際、私のトルコ旅行はそちらがメインだ。早めに訪れる夜と清々しい朝を迎えられる宿泊もおすすめだ。

アクセス

シリンジェ

シリンジェへのアクセス起点となるのは、イズミル(İzmir)または、セルチュク(Selçuk)だ。

セルチュクから

セルチュクのバスターミナルからミニバスまたはドルムシュが運行されている。料金は3リラ(頻繁に値上がりする為、現地で要確認)。所要時間は20分程度。シリンジェ村の中央にあるバス停で降ろされる。エフェソスに行く場合も、セルチュクが起点になるが、どちらも同日に観光するのはだいぶ困難であったので、セルチュクに宿泊をするか、またはどちらか一方にするのがいい。

イズミルから

IZBAN/Wikipedia

バス乗り継ぎ

イズミルのバスターミナル(İZOTAŞ)からセルチュクまでバスで1時間乗車、セルチュクでドルムシュ/ミニバスに乗り換えてシリンジェ村へ。

電車とバス乗り継ぎ

イズミルの地下鉄ヒラル駅(Hiral)からイズバン(İzban/ベルガマ~セルチュク間の電車)でテペキョイ(Tepeköy)駅行きに乗車。テペキョイ駅でセルチュク行きに乗り換える。セルチュク駅から10分ほど歩いて、セルチュク・バスターミナルで、シリンジェ行きドルムシュに乗り換える。ドルムシュは頻繁に出ている。料金は4TL(頻繁に値上げされます。現地要確認)。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/6/14)をリライトしたものです。

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