公開日 29/07/2021 最終更新日 2021年9月23日
スコットランドは、ウイスキーや、ロード・オブ・ザ・リングなどの映画の撮影地として名高い。フィヨルドと山々と滝、そして湖。それに、あのネス湖もここスコットランドだ。スコットランドで最もエネルギーあふれる場所は、ハイランド地方。エディンバラやグラスゴーには用はないのだ。神秘の国、スコットランドへ旅のノートまとめ。
目次
旅の目的地・ハイランド地方とは
ネス湖／スコットランド
ハイランド地方には、フィヨルド、山々、多くの川や湖が点在していて、ハイカーの聖地とされている。大西洋と北海とをつなぐ一本の川のように、細長い湖・ネス湖が寝そべっているエリアだ。このハイランド地方の拠点となる町は、フォート・ウィリアム。スコットランドで一番高い山であるベン・ネビス山の麓にある町だ。この町からは、映画『ハリー・ポッター』でお馴染みの蒸気機関車が走っている。
フォートウィリアムからハイキングに行こう
フォートウィリアム／スコットランド
フォート・ウィリアムは、energy vortexのように、パワフルな町でもある。周囲を高い山々に囲まれながら、澄んだ水に清められている。フォートウィリアムを拠点にして、素晴らしい絶景ポイントと、エナジースポットを見に、車で出かけよう。
ベン・ネビスへと続く道／スコットランド
スティール滝に行く際の注意点
- おそらくスニーカーでも大丈夫かと思うが、念のためトレッキング・シューズのほうがいい。途中つり橋があるが、子どもでも渡れる。
- 水分と食料をある程度持っていくこと。
- 天気が良い日がおすすめだが、雨でも十分いける。
- スティール滝から先は初心者では難しいので、スティール滝で引き返すこと。
- グレン・ニービス公共駐車場は、下と上に駐車場がある。混んでいなければ、上の駐車場にとめるのが賢明だ。距離がけっこうあるので、帰りがしんどい。
グレン・ニービス・ビジターセンターで情報収集を
どこの山も情報は命／ベン・ネヴィスへの道／スコットランド
ハイキングに出かける前、まずはビジターセンターで情報収集をしよう。情報収集と休憩を終えたら、いよいよ出発を。ニービス川沿いに車を走らせ、グレン・ニービス公共駐車場まで行こう。
グレン・ニービス・ビジターセンター公式サイト
駐車場までの主なビュー・ポイント
ザ・ブレイブハート・ムービー・ビレッジ
ローワー・フォールズ
スティール滝
スティール滝／スコットランド
グレンニービス駐車場に車を停めたら、さぁ出発だ。およそ30分で、スティール滝に到着する。山を下ってくる澄んだ水は、たっぷりとエネルギーを含んでいるので、ここでランチやおやつタイムを設けるといい。
ベン・ネビス山を間近でみよう
ベン・ネビス山／スコットランド
ザ・ベンの相性で知られる、スコットランドで一番有名な山、ベン・ネビス山。スコットランド地方で一番のパワースポットだ。登山初心者には登るのは困難な山とされている。スティール滝から、この雄姿を間近で見ると、感動もひとしおなのだ。
フォート・オーガスタスとネス湖
フォート・オーガスタスの町とネス湖／スコットランド
フォート・オーガスタスの町とネス湖／スコットランド
「火のない所に煙は立たぬ」が正しいと私は思っている。ネッシーは単なる伝説に過ぎないが、北海から大西洋に抜ける水の通り道であり、エネルギーの通り道でもある湖なのだ。その一旦を感じられるのが、フォート・オーガスタスという南端の町。
アーカート城とネス湖／スコットランド
ネス湖周辺には、ビーチやロッジ、城跡などが点在しているので、ドライブしながら一周してみよう。
グレンフィナン高架橋
グレンフィナン高架橋／スコットランド
フォートウィリアムを拠点にする旅で、見ておきたい観光スポットが、このグレンフィナン陸橋だ。ハリーポッターに登場してきた、ホグワーツ特急が通るあの素晴らしい石造りの高架橋である。
ザ・ジャコバイトでマレイグへ
ザ・ジャコバイトからの景色／スコットランド
ザ・ジャコバイトからの景色／スコットランド
グレンフィナン高架橋を通る蒸気機関車「ザ・ジャコバイト」号は、フォート・ウィリアムから、マレイグまでのウエストハイランド線・全長130kmを走る鉄道で、世界でも最長路線といわれている。湖に沿って走る鉄道は、車窓からの眺めが素晴らしいことで知られ、ハリー・ポッター人気で盛り上がる前から、予約が困難であった。映画公開後、さらに予約困難になってしまった。早めに予約をしよう。
ウエストコースト鉄道公式サイト
魅力しかないハイランド地方へ
ベン・ネビスと山々／スコットランド
私がスコットランドやイギリス諸島を旅するとき、山登り一式を持参することにしている。イギリスはとにかく歩く。歩いて、休んで、また歩く。それがイギリス北部～スコットランドの楽しみ方だ。少しぐったりするけれど、また行きたくなる、忘れられないパワースポット旅になるのだ。
ネッシー探しに…／スコットランド
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