
【準備編】エレガントで神秘的な国・イギリス諸島へ
公開日 2021年7月4日 最終更新日 2021年9月26日
イギリス諸島を旅していると、例えば列車の予約、レストランの席、ホテルの予約、ブリティッシュエアウェイズのCAのサービスも、すべてエレガントだと思える。私は一人の観光客ではあるが、いつも服装や雰囲気をみられている(気がする)のだ。特にイングランドでは、エレガントに旅することがとても大切だ。反面、この国はハリポタや不思議の国のアリスや妖精や魔女やたくさんのファンタジー物語を生み出してきた神秘の保守派でもある。
4つのカントリー

Source:File:British Isles all.svg by CnbrbFile:United Kingdom countries.svg by Rob984Derived work:Offnfopt – United Kingdom countries.svg, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39213409による
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つのカントリーを持つイギリス諸島。さまざまな滞在目的はあるだろうが、ほとんどの場合、イングランドのみで旅が終わってしまう。ストーンヘンジ、バース、コッツウォルズ、リバプールなどの有名なスポットはすべてイングランドに集中している。
主要な観光地

ロンドン/イングランド
癒し旅目線でセラピストの私がおすすめしたい場所のみ掲載している。目的は、イギリス諸島に根付く多くのスピリットの痕跡を辿り、会いに行くこと。なので、ロンドンは旅しない。イギリス中部・北部、エディンバラ、スコットランドだ。イギリス諸島が古代から受け継いできたグレイト・スピリットの精神が、このエリアにはまだ受け継がれ、残っている。たくさんの精霊に会いたいなら、北を目指そう。
イギリスを旅したい3つの理由
クリーム・ティーとシェパーズパイを食べたいから、という裏の理由もありながら、セラピストの一人として、この国がスピリットに優しい、エゴに刺激を与える素晴らしい旅ができると思う理由は、この3つである。
1.代替医療とアロマテラピーのメッカ

アロマテラピーイメージ
アロマセラピストなら、必ず一度は訪問・留学しているであろう、アロマテラピーのメッカである。イギリス諸島では、アロマテラピーは代替医療として認められているため、クリニック内で患者に寄り添う多くのセラピストたちがいる。イギリス諸島では、アロマテラピーに限らず、さまざまな種類のセラピストたちが最前線で活躍している、憧れの国なのだ。
2.神秘とファンタジー物語のメッカ

不思議の国のアリス・イメージ
いわずと知れた、ハリーポッター、不思議の国のアリス、くまのプーさんなどの原作を多数生み出した国。それが許される国でもある。なぜファンタジー物語がたくさん生み出されたのだろうか。憶測でしかないが、豊かな自然がもたらしたハーブなどの恵みは、この国に魔女を生みだした。それに、母から子へ物語を読み聞かせていく文化や、ファンタジーを生み出すような、この国の集合意識もあると想像する。今でも魔法グッズや魔法の書があったりする国なのだ。
3.環状列石とグラストンベリー

ストーンヘンジ/イングランド
祭祀場として造られたと思われる環状列石は、世界各地に多数あるが、イングランド南部だけでも、1000カ所近い環状列石がある。楕円状のストーンリングと円陣状のストーンサークルだ。サークル内では、あちこちでダウジングをしている人をみかけることが多い上、街には魔法グッズが販売されていたりする(しかも行列している)。
ツアーもいいけど個人旅行がおもしろい

ウェールズの保存鉄道
個人的に鉄道より飛行機が好きだが、イギリス諸島ではぜひとも鉄道を選択したい。数年前からユーレイルパスが適用可能になった。ブリットレイルパスというイギリス諸島内で使えるお得なパスもある。なにせイギリス諸島は鉄道王国だ。レイルパスを手に入れて、憧れのプルマン旅である(追加料金はあるけれど)。バックパック背負ってサンドウィッチ一つ買うのがやっとだった頃、いつかあの列車に乗って優雅な旅をすると決めていたのだ(涙)。
ブリットレイルパスは、英国政府観光庁オンラインショップから、出発前に必ず購入すること。
「美味しい」国、イギリス諸島へ

大好きなヨークシャー・プディング
新鮮野菜がふんだんに並ぶ中東各国に比べて、イギリスはミックスビーンズやイモといった付け合わせが多いし、家庭料理でもそうらしい。冷凍食品が多いイメージだ。それでも、パプのスープや、売店で買うパイやサンドウィッチはおいしかった、と記憶している。ちょっと濃いので、簡単にご飯を炊ける自炊セットを持っていく私が言えた義理ではないですが…。だいぶグルメな国になったらしいので、再訪が楽しみだ。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
イギリス諸島を旅する準備

イングランド国旗
首都
ロンドン
言語
英語(ウェールズ語、ゲール語等使用地域あり)
ベストシーズン
イングランド北部・スコットランド 7-8月
※6月だと少し肌寒い
服装
霧雨が降ることがおおく、フード付きのウインドブレーカーは必ず持参する
※折り畳み傘を持っていても、結局使わないことが多い。現地の人はあまり傘をさしていないから恥ずかしいものだ
夕方から少し冷えるので、パーカーやカーディガンなど、薄手の羽織物を一枚持参すると良い。
フライト

ブリティッシュエアウェイズ
ブリティッシュエアウェイズ/JAL/ANAが直行便を運航
フライト時間が長いので、経由便にして、エールフランスやKLMオランダ航空などで、ストップオーバーという予約方法を私はよく使っていた。
ブリティッシュエアウェイズ
JAL
ANA
空港
ロンドン・ヒースロー空港
空港から市内まで

ナショナルエクスプレス/イングランド
ナショナルエクスプレス(バス)
ヒースローエクスプレス(列車)
基礎知識
- エスカレーターは大阪と同じく右側通行
- 移民の人々を中心にスリ・置き引きがある、荷物から目を離さないで
- アフタヌーンティー、食べるなら下から。一人ならクリーム・ティーを
- お酒が弱い人はパブでサイダー(シードル/りんごのお酒)をぜひ
- 列車予約はすべてウェブからするのが得、料金が大幅割引
- 「ラブリー」は便利なイギリス英語
- 旅行だからといって服装に気を抜かずエレガントに、特に靴はきれいに
- 1階は「GF:グランドフロア」、2階は「FF:ファーストフロア」
- B&Bなどに宿泊する時は「部屋で食事してもいいか」と確認すること
- お店などに入る時、後ろに人がいたらドアを開けて少し待つこと