【基礎編2】マラケシュで訪れたいマストなスポット

公開日 18/03/2020 最終更新日 2021年10月1日

アトラス山脈の麓にあるマラケシュは、フェズと並んで見るべき場所が多く、モロッコいちの観光地。とかく美しい庭園が多いことでも知られている。一年中温暖で緑が多く乾燥した気候だ。1泊ではとても時間が足りない。大好きな癒しのマラケシュ、旅のまとめ。

大小2つの広場

ジャマ・エル・フナ広場

フナ広場/マラケシュ・モロッコ

このフナ広場(Jamaa El Fna Square)を抜きにマラケシュは語れない。ホテルに荷物を置いて一息ついたら、まずはこの広場を目指したい。個人的に治安面から、訪れる町の地図を頭に叩き込むのだが、マラケシュはフナ広場を中心に東西南北で覚えた。モロッコの象徴とも言えるクトゥビア・モスクの目の前に広がる広場は、朝から晩まで多くの人で賑わう市場兼食堂街と言ったところ。昔、ここが公開処刑場であったことは、忘れておきたい。

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鍛冶屋の広場

鍛冶屋の広場/マラケシュ・モロッコ

フナ広場から、エルバディ宮殿を目指して歩くと、その途中にあるのが、鍛冶屋の広場(Place des Ferblantiers)だ。昔から鍛冶屋が集まっていた広場で、今もカンカントントンいわせながら、職人さんたちが金属製のお香入れやランプなどを販売している。

鍛冶屋広場の鍛冶屋さん/マラケシュ・モロッコ

モロッコランプ、アクセサリーもあったと記憶している。興味あれば足を運んでみよう。

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旧市街スーク

スーク/マラケシュ・モロッコ

旧市街(メディナ)にあるスークは、あまりに巨大だ。取り扱っている商品カテゴリーごとに〇〇スークと名前がついている。できれば前日までに、どのスークで何を買うか、ガイドブックを参考に決めて歩くべきだ。とはいえ、決めて歩いても、結局全部まわることはできず、なぜか予定にない物を買ったりする。それだけマラケシュのスークには誘惑が多いのだ。

2つの宮殿

エルバディ宮殿

エルバディ宮殿/マラケシュ・モロッコ

1500年代に、スルタン・アフマド・アル=マンスールによって建てられたエルバディ宮殿(El Badi Palace)は、修復されることなくそのまま残されている。広大な敷地を歩いていると、当時の繁栄が蘇ってくるようだ。修復してもらえたらもっといいかもしれない。荒廃しているものの、インスタ映えするフォトジェニックな風景だと、多くの人が訪れている。この池越しの宮殿が、特に人気のようだ。

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バヒア宮殿

バヒア宮殿/マラケシュ・モロッコ

とにかく絵になる町マラケシュの中で、特にインスタグラマーに人気な観光スポットが、ここバヒア宮殿(Bahia Palace)だ。鮮やかな色使いと装飾が、天井や門やあらゆる場所に見られる。モロッコらしいデザインで、晴れた日は光の差し方がアーティスティックになる。バヒアとは「輝く」の意味である。建てられたのは19世紀頃、わりと近年の宮殿なので保存状態はいい。

バヒア宮殿/マラケシュ・モロッコ

バヒア宮殿/マラケシュ・モロッコ

広大な敷地に150の部屋とハーレムがあったとされる。2つの宮殿のうち、どちらかに行くのなら、バヒアをおすすめする。

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庭園の町マラケシュの3大庭園

マラケシュは、ガーデンが多いことで有名だ。植物園というよりは、丁寧につくられた邸宅の庭が多く、そこら中にあるイメージだ。旧市街(メディナ)にも、旧市街の外にも、たくさんのガーデンがある。

1. メナラ庭園

メナラ庭園/マラケシュ・モロッコ

数ある庭園の中でも、必ずメナラ庭園(Menara Garden)だけは訪れておきたいものだ。朝日に、青空に、夕日に、ライトアップに、と一日中移り変わる庭園の景色は、どの時間帯に訪れても美しい。パビリオンに入場しても良し、外から写真撮っただけでも良し。ゆったり過ごしたい。

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2. マジョレル庭園

マジョレル庭園/マラケシュ・モロッコ

マジョレル庭園/マラケシュ・モロッコ

マジョレル庭園/マラケシュ・モロッコ

イヴ・サンローランがオーナーであることで知られる、マジョレル庭園(Jardin Majorelle)。奇抜な色の青いパビリオンと庭園は、つい次々と写真を撮ってしまう。便利な立地なので立ち寄りやすい。

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3. ル・ジャルダン・シークレット

ル・ジャルダン・シークレット/マラケシュ・モロッコ

元は政治家の邸宅であったが、改築して庭園にしあげた、「秘密の庭(Le Jardin Secret)」だ。上品な香り漂うガーデンには、わざわざ時間を割いてでも訪れたい。その理由は、カフェ。ドリンク、アルコール、パニーニとサラダがある。上質な旅には欠かせない場所なのだ。

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クトゥビヤ・モスク

クトゥビヤ・モスクの庭/マラケシュ・モロッコ

フナ広場とともに、マラケシュの象徴であるクトゥビヤ・モスク(Koutobia Mosque)。庭園から見るクトゥビヤのミナレットが美しい、マラケシュ最大のモスクだ。残念ながら、イスラム教徒以外は入ることができない。噂によると、内部見学ツアーが開催されているらしいが、実際はわからない。公式HPには記載がないため、現地で確認しよう。

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アグナウ門

アグナウ門/マラケシュ・モロッコ

マラケシュを囲む城壁には、19の門がある。その中で一番有名なのがこのバブ・アグナウ(Bab Agnau)だ。バブとは、門の意味。アグナウ門は、訪れる時間帯が大事なのだ。ピンク色に染まった町であることから、「赤い町」と称されることが多いマラケシュが、夕方真っ赤に染まる頃、この門もまた息をのむ美しさになる。

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写真で見る!まだまだあるマラケシュ観光地

マラケシュで外せない観光スポットは、いずれも歴史的な建物であり、一見の価値がある。時間があればまわっておきたい。

マラケシュ博物館/マラケシュ・モロッコ

ベン・ユーセフ神学校/マラケシュ・モロッコ

クッバ・バアディン(Almoravid Koubba)/マラケシュ・モロッコ

詐欺師に注意!

どこにでもいる「話しかけてくるぼったくりの商売人」はここマラケシュでも活躍。ロバに乗ろう、ホテルはどうか、タクシーはどうか、絨毯は…。などなど。とにかく話しかけられる。特にタクシーは、最初に値段交渉した運転手さんが、最後まで運転するとは限りません。「おぉ、車が壊れたよ、違う車を呼ぶね」などと言いつつ、高い料金を請求されることがある。流しのタクシーはやめて、ホテルまたはレストランにチップを払い呼んでもらうことをおすすめする。

アクセス

マルケシュ駅/モロッコ

国内の他地区からマラケシュに入る方法は、フライトが一番いい。電車という方法もあるが、治安状況が不明だ。ロイヤル・モロッコ航空がナショナル・フラッグにあたる。空港からは、フナ広場を目指してタクシー利用を。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
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