【ニカラグア・ニカラグア湖】火山の山々が水面に映る聖地・エナジー・スポット

公開日 27/07/2021 最終更新日 2023年9月12日

中南米は、ヨーロッパの植民地化の影響を受けたコロニアルな町並みと、ヒスパニック系の文化と、マヤの伝統文化、それに野鳥などの固有種を多数抱える自然保護区や火山公園の宝庫だ。中でも、ニカラグアは、7つの活火山と南米で2番目に大きい湖があり、治安がよく、地元グルメも美味しいことで知られている。私がおすすめする、中米NO.1のエネジースポット、ニカラグア湖周辺へ旅してみよう。

拠点の町・グラナダ

グラナダのカテドラル前/ニカラグア

グラナダは、その名のとおり、スペインの植民地支配を受け、今でもコロニアルな景観が楽しめることで知られている。そんなに大きくない町なので、落ち着いて滞在ができ、活火山へのフットワークも良いことから、ツーリストに人気の町だ。この町を拠点に、マサヤ国立公園やニカラグア湖のツアーに参加しよう。

ニカラグアの国民食・ヴィゴロン(Vigoron)を食べよう

ヴィゴロン/ニカラグア

ニカラグアは、国民食がおいしいことで知られる。グラナダで絶対食べておきたいのがヴィゴロン。豚肉のから揚げ、キャッサバ芋(ユカ芋)、野菜がのっている。バナナの皮の上に、芋と肉とバナナと野菜をのせって食べるのがニカラグアごはんの定番。おいしい。アジアなら米なのにな、と思ってしまう私はザ・日本人だ。

ボルカン・マサヤ国立公園

グラナダからマサヤ山を/ニカラグア

ボルカン・マサヤ国立公園は、グラナダを見守るようにそびえている活火山だ。首都マナグアからもその雄大な姿を見ることができる。国立公園内には、2つの火山と5つの火口があり、ニカラグア国内で最初に認定された国立公園であり、最大の国立公園でもある。マサヤ山で最大のクレーター「サンティアゴ」は幅500メートル、深さ200メートルあり、今も活発にガスが噴き出す火口だ。

マサヤ山/ニカラグア

スペインの植民地となる前、地元の住民たちはこの火山を信仰の対象としていた。国立公園内には、コウモリや昆虫などの動物たちも多く観察できる。この山は、首都マナグアからたった25kmしか離れていないが、いつも煙を噴き出している生きた山なのだ。

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マサヤ湖畔のホテルに泊まろう!

マサヤ湖/ニカラグア

マサヤ山が創り出した湖の一つ、マサヤ湖。湖畔の南側には、いくつかのホテルがある。中でも、ハシエンダ プエルタ デル シエロ エコロッジ & スパは、オトナの癒し旅にぴったりなロッジだ。このプールから見るマサヤ湖は絶景なのだ。

ハシエンダ プエルタ デル シエロ エコロッジ & スパ

www.haciendapuertadelcielo.com

www.expedia.co.jp

モンバッチョ火山自然保護区

モンバッチョ火山自然保護区/ニカラグア

モンバッチョ火山自然保護区/ニカラグア

私としては、活火山もいいけれど、緑一杯の山をハイキングしたい。その想いをかなえてくれるのが、モンバッチョ火山自然保護区だ。モンバッチョは死火山で、植物だけで、765種類も自生している。

約52種の哺乳類、12種類以上の両生類、238種の鳥類、36種の爬虫類約100種の蝶が生息していて、特定の生態系を形成しているのだ。
 モンバッチョ火山自然保護区公式サイトより引用

モンバッチョ火山自然保護区公式サイト

www.mombacho.org

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ニカラグア湖&オメテペ島

ニカラグア湖とオメテペ島

淡水湖であるニカラグア湖にある島として、世界最大というオメテペ島。スペインの植民地となる前、カリビシス部族、チョロテガス、ナワ族などの部族が住んでいた。島には、多数のペトログリフと石像が残されている。

オメテペ島/ニカラグア

彼ら先住民にとって、この島は神々が住まう聖地であった。オメテペ島は、コンセプシヨンとマデラスの両火山から成り立っている。この山がこの地を聖なる神の島としている由縁だ。日本だったら、「ニカラグア富士」とでも名付けてしまいそうなほど、神聖な氣で満たされている。

オメテペ島のモヨガルパ港/ニカラグア

この島に滞在する人々は、ロッジやホステスなどで滞在し、エコ・ツーリズムを満喫する。この山に滞在するのなら、島の中央にあるオホ・デ・アグアで遊ぶのもアクティビティの一つ。

オホ・デ・アグア

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日本ではまだまだ秘境・ニカラグアへ

グラナダ中央公園/ニカラグア

バックパッカーに愛される国ニカラグアは、コロンブスが南米大陸を発見する前、自然崇拝の地であった。この地に住んでいた人々に会いに行きたい。ニカラグアは混血の割合が高く原住民の部族はもう会うことができないけれど、神聖な山々は変わらずそこにある。治安はまぁまぁ落ち着いている。英語が通じなければ、旅の指差し会話帳アプリを使いながら、エナジー溢れる聖地を旅して歩こう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

アクセス

コンパシヨン山とバス/ニカラグア

首都マナグアへの直行便はないため、ロサンゼルスまたはメキシコシティへ飛び、さらに、エルサルバドルを経由してニカラグアに渡る長距離コースとなる。最短でも移動に一日を要する、まさに地球の裏への旅だ。

1.メキシコシテイ経由

成田→(ANA)→メキシコシティ
メキシコシティ→(アビアンカ航空)→サンサルバドル/エルサルバドル
サンサルバドル→(アビアンカ航空)→マナグア

2.ロサンゼルス経由

羽田→(JAL)→ロサンゼルス
ロサンゼルス→(アビアンカ航空)→サンサルバドル/エルサルバドル
サンサルバドル/エルサルバドル→(アビアンカ航空)→マナグア

※アビアンカは、スターアライアンスメンバーで、ユナイテッドのグループ会社

アウグスト C. サンディノ国際空港(マナグア)

www.eaai.com.ni

アビアンカ航空公式サイト

www.avianca.com

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
詳しいプロフィール

トルコ旅行ブログ『トルコのとりこ』

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