イスタンブールにある3つのバザールでショッピングを

公開日 2021年10月30日 最終更新日 2021年11月4日

中東やアジアにある市場のことをバザール(bazaar)というけれど、トルコ語ではチャルシュといい、屋根のある大型の市場はカパル・チャルシュスとよばれる。トルコで一番人が集まるイスタンブールには、トルコ最大規模を誇るグランド・バザール、スパイス店舗が軒を連ねるエジプシャン・バザールがある。特にグランド・バザールは、「エキゾチックな商店街」の雰囲気を味わえる観光スポットとして、ツアーでも欠かせないスポットだ。お買い物しなくても雰囲気だけでも楽しんでおきたい2つのバザールと、もう一つ、開放的な雰囲気の“アラスタ・バザール”に行ってみた。

1. グランド・バザール

グランドバザール/イスタンブール・トルコ

空撮の写真を見て、グランドバザールの巨大さにあらためて驚いた。継ぎ足し継ぎ足しで拡大してきた市場は、まるで迷路のようだ。トルコ最大規模を誇る市場となるグランド・バザール(Kapalı Çalışısı)の歴史は古く、コンスタンティノープルを征服した皇帝メフメト二世の頃に始まり、皇帝スレイマンの時代には、相当な賑わいをみせていたらしい。こんなに立派ではなく、木造建築の商店街だったようだ。バザールは常に流行の最先端であり、金銀などの高価な装飾品も扱っていたため、オスマン帝国にとって、大切な資金源だったとされる。

グランドバザール/イスタンブール・トルコ

私は小心者なので、グランドバザールに入るときはとても緊張する。お買い物する時の交渉もだけれど、とにかく日本語で話しかけられるそれに付き合う必要があるのかと思うと、ちょっと億劫になったり、緊張したりもする。だいたい、どのお店でも、店員の友達や親せきが日本に住んでいたり、日本人の彼女がいたりする話を聞かされる。そしてその日本語のあまりの流暢さに驚かされるものだ。とにもかくにも、グランドバザールには、3,600店舗、6,500の通路があるそうだ。

グランドバザール/イスタンブール・トルコ

トルコ各地の名産品や食品や製品や土産物が大充実していて、ここで買えないものはないと思う。装飾品、絨毯、ランプ、楽器、ストール、食品、スパイス…。装飾品は装飾品、絨毯は絨毯、のように取扱い商品によってお店ごとにエリア区分されているので、歩いていて分かりやすくなっている。それにしても、ものすごい品数と店舗数である。

グランドバザール/イスタンブール・トルコ

通路の数も半端なく多いため、すべてを見て回るのは無理と思う。チャイハーネ(チャイ屋さん)もあるので、休憩しながら見てまわるのが良いかも。っていうか、お店に入るたびにチャイごちそうになってしまうから、わざわざ立ち寄ることもないかも。値引き・値切り交渉は、不慣れな私たちには難しいところで、実は私も大の苦手。複数買う場合は、向こうから値引きしてくれるけれど、それでも値引きをすることができたりする。店員さんの言い値で買うと、オマケをつけてくれることもある。旅の恥はかき捨てというか、根性というか、チャレンジしてみるのも良い思い出になる。

グランドバザール公式サイト

www.kapalicarsi.com.tr

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2. エジプシャン・バザール

エジプシャン・バザール/イスタンブール・トルコ

旧市街の観光の中心地であるガラタ橋の麓、活気あるエミノニュのアイドル的存在であるエジプシャン・バザール(Mısır Çarşısı)は、1597年にムラト三世の母サフィエ・スルタンによって建築が開始されたらしい。

エジプシャン・バザール/イスタンブール・トルコ

別名、スパイス・バザールとよばれている通り、食品やスパイス類が中心になっている市場だ。スパイス、茶葉やドライ・ハーブ、ドライフルーツ、ナッツ類、カラスミなどがずらっと並んでいて、しかも三角錐にきれいに整えられていたりするから、写真映えするものだ。

エジプシャン・バザール/イスタンブール・トルコ

他にも、トルコ土産として大人気の小物入れ、雑貨、パシュミナ・ストール、などなど幅広く、並ぶ品々はグランド・バザールとあまり変わらないか、ちょっと少ないくらい。地元の人も利用する市場は、いつも活気に満ち溢れていて、個人的にはエジプシャン・バザールの方が落ち着いて買い物がしやすいので、こちらを気にいって利用している。

エジプシャン・バザール/イスタンブール・トルコ

2018年にリニューアルオープンして、エキゾチックな美しい天井のバザールに生まれ変わったエジプシャン・バザールは、3つのバザールの中で一番おすすめだ。

エジプシャン・バザール公式サイト

www.misircarsisi.org.tr

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3. アラスタ・バザール

アラスタ・バザール/イスタンブール・トルコ

アラスタ・バザール(Arasta Çalışısı)と呼ばれる商店街は青空市場のことで、イスタンブールのみならず、全国各地にある。必ずモスクと隣接していて、出店料はモスクに寄進するという仕組みらしい。アラスタ・バザールは屋根がないぶん、とっても開放的な雰囲気でウインドウショッピングをしていても気持ちがいいものだ。通りの左右にお店が軒を連ねているのはグランドバザールやエジプシャンバザールと変わりないのに、のんびりしている雰囲気がいい感じ。晴れた日にはオープンテラスのカフェでチャイを飲むのもいい。

アラスタ・バザール/イスタンブール・トルコ

スルタン・メフメト・ジャーミィの裏通りにあるアラスタ・バザールは、年々お店も充実してきて、綺麗になっている気がする。アラスタ・バザールから繋がっているMimar Mehmet Ağa Caddesi(ミマール・メフメット・アー通り)は、ホテルやカフェ、レストランが並んでいて、夜は賑わいをみせる通りだ。

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欲しいものはその場で買おう

アフィヨン・カイマク・ロクム

イスタンブールの3つのバザールは、帰国直前のまとめ買いにおすすめだ。ここには書いていないけれど、ターキッシュデライト(ロクム)やチョコレートやスパイス等のバラマキ用土産を買うにはとてもいい場所。絨毯や陶器やワインは、ツアーでトルコ各地をまわるなら、工房やワイナリーで買っておくのが絶対におすすめ。品質が確かで本物で値段も安い。その他のシルバーアクセサリー類やナザールボンジューの小物類も、可愛い!と思ったものはその場で手に入れておいた方がいい。イスタンブールのバザールや空港は値段が高めなので、地方のお店の方が安いのだ。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/12/12)をリライトしたものです。

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