トラブゾンでウェルネスビーイングな旅!郊外の観光スポット4選

公開日 2021年10月17日 最終更新日 2021年10月17日

東黒海地方にあるトラブゾンを旅するなら、絶対おさえておきたいスポットは郊外に点在している。大自然と歴史ある驚異の修道院、茶畑とコーカサス地方特有の山々と緑。海あり山ありグルメありのトラブゾンから、ぜひ足を延ばして訪れておきたいスポットを4つまとめてみた。

1. スメラ修道院

トラブゾン市内から車で南に約30kmほど走るとあるのが、小さな集落マチカ(Maçka)地区で、周辺には古い石橋などが残されている。マチカ地区からさらに20kmほど南東に進むんだところにある山間のアルトゥンデレ渓谷には、断崖絶壁に建つスメラ修道院(Sümela Manastırı)がお目見えする。

スメラ修道院/トラブゾン・トルコ

切り立った岩の中に、まるで埋め込まれたような建物は修道院だ。渓谷から高さ270mの場所にあり、谷底から見ると修道院はまるで浮いているようにも見える。初めてこの景色を見た時、どうやって造ったのだろうかと驚いた。

スメラ修道院/トラブゾン・トルコ

日本語だとスメラと書いているようだが、正しくはシュメラという発音になると思う。このシュメラは黒をイメージさせる「melas(糖蜜の意味)」から来ている、とか、内部のマリアが黒く見える、とか、黒くみえる山々からくる、など諸説あるようで、名前の由来が明確になっていない。ビザンチン皇帝テオドシウス1世(375-395)の時代に、アテネから来たバルナバとソフラニオスという2人の僧によって建てられた。聖母マリアが2人の修道士の夢に現れ、「渓谷に修道院を建てるように」と告げたため、この場所に建てられたという伝説が残されているらしい。

スメラ修道院/トラブゾン・トルコ

内部はとても広い造りで、メインとなっている岩窟教会のほか、複数の礼拝堂、台所、居住空間、ゲストハウス、図書館、聖なる泉がある。

スメラ修道院/トラブゾン・トルコ

修道院のメインチャペルは、中庭の奥にあって、内側と外側の両方がフレスコ画で覆われている。聖母マリアと聖書の物語が描かれた傑作とされている。バスや車を降りてから300mほどは歩く上、建物内は石造りとはいえ急な階段なので、歩きやすいスニーカーで来た方がいい。

 

どうやって行く?メトロツーリズムとウルソイがツアーを催行しているようだ。(2019年9月現在)
10:00に各バス会社前に集合、料金は内容によって25~50TLほど。
複数組み合わせることも可能のようだった。
前日にバス会社を訪れて、確認をしたほうがよさそう。
※ガイドは付かないので、ガイドが要る場合は、トラブゾン市内の旅行会社で申し込みが必要。

goo.gl

2. ウズンギョル自然公園

ウズン湖/トラブゾン・トルコ

トラブゾン市内から95 km南にあるウズンギョル(Üzungöl)自然公園。ウズン=長い、ギョル=湖という意味で、その名のとおり横長の湖だ。 その美しい自然と湖がある公園は、近年急激に開発が進み、政府によって湖の周辺の遊歩道も整備された。湖の周辺には、宿泊施設やカフェ、レストランなどが多数あり、春・夏・秋・冬、それぞれの色に染まる湖と山々を眺めるピクニックや渓谷のトレッキングも人気のようだ。

ウズン湖/トラブゾン・トルコ

ウズンギョル公園は、トラブゾンを語る上で切っても切り離せない、シンボル的存在。特に夏の時期は多くの人々がこの自然を満喫するために訪れる。整備された湖の周辺を歩いたりのんびり過ごしたりするので、ちょっとした軽井沢的な感じに。元々はキャンパーはトレッキングで人気のウズンギョル。周辺にはキャンプ場もある。

ウズンギョル遊歩道/トラブゾン・トルコ

ウズンギョル/トラブゾン・トルコ

 

どうやって行く?メトロツーリズムとウルソイがツアーを催行しているようだ。(2019年9月現在)
10:00に各バス会社前に集合、料金は内容によって25~50TLほど。
複数組み合わせることも可能のようだった。
前日にバス会社を訪れて、確認をしたほうがよさそう。
※ガイドは付かないので、ガイドが要る場合は、トラブゾン市内の旅行会社で申し込みが必要。

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3. ハムシ村

ハムシ村/トラブゾン・トルコ

トラブゾンからの日帰りツアーの中には、ハムシ村(Hamsi Köy)へ行くツアーもある。ハムシ村は、トレッキングやマウンテンバイク愛好家に人気の村。なのだけど、特にお目当てにしたいのがライスプディング(Sütlaç)。このライスプディングを食べたくて行くトルコ人も多いのだとか。ハムシ村のライスプディングはトルコ人たちにも人気らしい。

ストゥラチ

トルコのプディングには、ごはんや鶏肉が入っているものがある。意外な組合せだけどクセになる美味しさ。ストゥラチは、ミルクの風味豊かな甘くてやわらかな食感。もし時間があってハムシ村に立ち寄るツアーに参加が可能なら、ぜひ食べておきたいもの。

 

どうやって行く?メトロツーリズムとウルソイがツアーを催行しているようだ。(2019年9月現在)
10:00に各バス会社前に集合、料金は内容によって25~50TLほど。
複数組み合わせることも可能のようだった。
前日にバス会社を訪れて、確認をしたほうがよさそう。
※ガイドは付かないので、ガイドが要る場合は、トラブゾン市内の旅行会社で申し込みが必要。

 

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4. リゼ

ギト高原/リゼ・トルコ

黒海地方の東の端、ジョージアとの国境に近いリゼ(Rize)は、コーカサス地方の文化を色濃く受けたていて、トルコであってトルコではない雰囲気だ。おおよそ100年前からお茶の一大産地となり、黒海と3,000m級のポントス山脈に囲まれた湿潤な気候で、降雨量はトルコ一。山脈の主峰・カチカル山とその周辺にある高原の大自然を満喫するトレッキングやキャンプやハイキングなどが旅の目的とする人が多い。標高2000メートルで乗れるブランコもあって、インスタグラマーに人気だ。

ウェルネスビーイングな旅は黒海へ

黒海に沈む夕日

最近流行しているウェルビーイングな旅にも黒海はぴったりだと思う。暮らしている人々がウェルネスビーイングそのものだといつも思う。ほどよく田舎で、食べる物も人もは優しくて美味しくて、山と海に囲まれた静かなエリアで過ごす時間は贅沢の極みだ。

天気が悪い日のスメラ修道院/トラブゾン・トルコ

それに、「イスタンブール・カッパドキア・エーゲ海遺跡…。もうまわっちゃったよ」という人にも、黒海地方は穴場旅ができるだろう。どこか、昔の日本にとてもよく似ているようにも思う。夏訪れる際には、雨が良く降るので濡れてもいい服装と、念のため雨具を忘れずにご持参しよう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/9/9)をリライトしたものです。

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