
風吹き抜けるかわいいエーゲ海リゾートトルコ・アラチャトゥ
公開日 2021年8月13日 最終更新日 2022年3月5日
地中海に面した小さな街アラチャトゥ(Alaçatı)には、白壁と色鮮やかな窓枠の石造りの建物がんでいる。それらはセンスのいい雑貨屋やカフェ、それにレストランやブティックホテルだ。街のいたるところがフォトジェニックなアラチャトゥは、女子旅にぴったり。もちろん、家族連れ・ハネムーナーにも人気のリゾートだ。まだ日本ではあまり知られていないリゾート地アラチャトゥ、旅のまとめ。
アラチャトゥはこんな街
ターコイズブルーの海

イルジャ・ビーチ/アラチャトゥ
エーゲ海・地中海沿いには、本当に美しいビーチがそこかしこにあるが、当然ここアラチャトゥでも、美しい海が待っている。アラチャトゥで一番人気のビーチは、イルジャ・ビーチ(Ilıca Halk Plajı)。トルコのビーチは砂浜ではなく砂利なことが多いが、ここは砂浜。ひ弱な私の足でも裸足で歩ける。ヴァカンスのシーズン中は多くの人でにぎわう。

アラチャトゥ

アラチャトゥ
1920年代までギリシャ人が住んでいたことから、地中海のギリシャリゾートの雰囲気がいい。カラフルな草花に彩られた白壁と窓枠、それに猫もいる。ブーゲンビリアに彩られた石畳の道を歩いて、オープンテラスのカフェ・レストランでいただくコーヒーは、旅気分をいっそう盛り上げてくれる。

アラチャトゥと猫

アラチャトゥのレストラン
ウィンドサーフィンのメッカ!風の街

風の街アラチャトゥ
アラチャトゥは、地中海沿岸にある風の街である。

ウインドサーフィンのメッカ/アラチャトゥ
年間を通して安定した風が吹くことから、ウィンドサーフィンの聖地とされ、ウインドサーフィンの選手権等も開催される。風を活かしてのパラセーリングや丘の上の風車も、アラチャトゥ名物だ。

丘の上の風車/アラチャトゥ
マリンアクティビティが苦手なら、絶好のフォトスポットへ、カメラを持って丘の上へ。気持ち良い風がふきぬける丘には風車が並ぶ。風車下のカフェでお茶もできる。
土曜日限定・トルコで最大の青空市場

アラチャトゥのパザールにて
毎週土曜日には青空市場が開かれる。この市場は、トルコでも最大規模を誇り、食品から日用品・服飾品から骨とう品まで揃う。土曜日に訪れることができたなら、掘り出し物を探しに訪れてみよう。
アラチャトゥ市公式サイト
ダッチャ名物!ガムのスイーツとは?

ガムのプディング/アラチャトゥ
地中海沿岸のチェシュメやアラチャトゥ周辺には、トルコ語で「ガムの木」と呼ばれるウルシ科の常緑樹(マスティック)があり、この木の樹液で造ったガム・スイーツが有名だ。ガムプリン、ガムアイス、ガムジャムなどがある。「Sakızlı〇〇」と書いてあれば、このガムスイーツだ。

ガムの木
すぐ隣にある島、ギリシャのキオス島のガムの木が、海を渡ってこの半島に辿り着いたとされている。キオス島のガムの木は、他の場所に自生するガムの木つい違い、口内トラブルや胃潰瘍、ピロリ菌に効果があるのではないかと注目を集めている。チェシュメ半島のにあるガムの木も同じ種類の為、キオス島同様の効果が期待されているのだ。味はさわやかで、食べやすい。
ここは絶対リゾートステイ

ラディソンブルー・リゾートスパ・チェシュメ/アラチャトゥ
トルコ有数の都市イズミルからアクセスが良いこともあり、日帰り旅もできる。でもせっかくなので一泊くらいはしたい。有名外資系ホテルから、小さなペンションまでバリエーション豊かだ。夜のアラチャトゥの町は、ところどころライトアップもされ、エーゲ海リゾートの夜を演出してくれている。
トルコ大使館によるPR動画
アラチャトゥのPR動画をトルコ大使館が発信している。日本語字幕はないが、アラチャトゥの魅力を知るには十分である。
アクセス

アラチャトゥでゆったりリゾートステイを
アラチャトゥへは、イズミルのオトガルからチェシュメ行きバスに乗車。約1.5~2時間でアラチャトゥに到着する。料金は20~30TLほど。

絵になる村/アラチャトゥ
運行は、Çeşme Seyahat(チェシュメ・セヤハット)がバスを運行。イズミルのオトガル140~141番乗り場から、06:15~22:00の間に45~60分に一本の間隔で出ている。(2019年7月現在)
※早期予約がすすめられています。
電話:+(90)5334091554 へ連絡をして予約を。
チェシュメ・セヤハット(Çeşme Seyahat)
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
※この記事は、トルコのとりこ(2018/9/12)をリライトしたものです。