ピンクに染まる塩湖とフラミンゴ!トゥズ湖

公開日 2021年10月18日 最終更新日 2021年10月18日

トルコで二番目に大きくて、一番浅い湖、トゥズ湖(Tuz gölü)。トゥズとは塩という意味なので日本語だと「塩湖」となる。地元の人はコチヒサル湖(Koçhisar Gölü)と言うらしい。カッパドキアやコンヤがある中央アナトリアの真ん中に位置し、上空から見ると乾いた大地に丸い湖がポツンとあるだけ。湖につながっている川も見当たらない。季節によって、真っ白だったり、鏡面だったり、ピンクだったりする、不思議な湖なのだ。カッパドキア観光と一緒にツアーでまわることができるトゥズ湖の魅力をまとめてみた。

トゥズ湖とは

トゥズ湖があるのはここ

カッパドキアと中央アナトリア地図

トゥズ湖があるのは、カッパドキア地方とコンヤの間にある、だだっ広い平原。大陸性気候なので、夏は乾燥して暑くなり、冬は極寒になる気候だ。

トゥズ湖とは

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

トゥズ湖は、コンヤの南、カッパドキアの西に位置している。1500㎢の広さで国内第二位だが、深さは平均でたったの1~2m。広くて浅い湖なのだ。乾燥した地域なので、雨季以外はあまり雨が降ることがなく、乾燥して干上がって一面が真っ白になる。それでも水鳥たちには憩いの場らしい。特に、フラミンゴたちにとって、ここは貴重な生息地になっている。湖の中央には、5000~6000もの巣が集まっていて、一大コロニーを形成しているそうだ。

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

そそぐ川もない…あっても乾燥する…この湖の塩は、雨水によってつくられている。地下深くにある塩のドームに到達した水が溶けだして、構造線によって地表に運ばれ、塩が出来上がるのだそう。トゥズ湖の塩は、トルコ国内で消費される塩の40~70%ほどをまかなっている。トルコでは岩塩も多くとれるのですが、こちらは主に工業用で食用になることは稀のようだ。トルコの人々に恵みを与えているトゥズ湖は、近年の環境の変化によって干上がり続け、将来は完全に水が枯れてしまうとされている。

トルコ環境省のフラミンゴ紹介動画

他にも、鶴や、野生のカモやガチョウが生息。トゥズ湖周辺には、同様の湖が数か所あり、いずれも水鳥たちの生息地となっているらしい。

写真で見よう!トゥズ湖

春から夏にかけて

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

春、この地には雨が降る。「トルコのウユニ」と呼ばれる時期は、ちょうどこのころ。鏡面のように空を映し出す季節だ。裸足になって湖面を歩くのは、とてもおすすめ。

夏の初めごろ

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

インスタグラマーで賑わうこの季節、ピンクに染まるトゥズ湖を見る為、たくさんの観光客が訪れる。

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

本当にピンク色なので、車で近くを通ると毎回驚き、必ず立ち寄ってしまう。藻類が強い日光から身を守ろうとし、ベータカロテンを出すためにピンク色に染まるのだそう。干上がってしまったり、気温が下がるか、または雨季に入ると、この現象はおさまる。出会えたら、とてもラッキーな景色。

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

冬寒く夏暑い、大陸性気候のカッパドキアの夏は短いもの。タイミングを逃すと、干上がって一面真っ白になっていることも。ピンク色の湖を見られるのは、その年によって少しずつ異なり、そしてそれはとても短い期間になる。

盛夏すぎごろ~春にかけて

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

完全に水分は蒸発し、一面真っ白な世界に。ここで結婚式をあげるカップルもいる。

夕日も美しいトゥズ湖

トゥズ湖/アンカラ・トルコ

天気の良い日の湖は最高だけれど、夕日の時間帯もまた最高すぎる。枯れるのはまだ先かもしれまないけれど、この自然がまだ残っているうちにぜひ。

アクセス

 

トゥズギョルのビューポイント(上の地図)はサービスエリアになっていて、レストランや土産物屋さん、塩の博物館がある。アンカラとアクサライを結ぶ道の途中にあって、Tuzgölü Seyahat(トゥズギョル・セヤハット)の長距離バスで、Makas(マカス)またはŞereflikoçhisar(シェレフィコチヒサル)まで行くことができる。一番近いマカスからでも、徒歩3時間…。マカスは小さな村なので、最寄りの町はシェレフィコチヒサルとなります。公共交通機関では難しいそうなので、アンカラかコンヤかカッパドキアからレンタカーを借りるか、またはタクシーをチャーターするか、または旅行会社のオプショナルツアーに参加するのがいい。

リバプールのホップオンホップオフバス

カッパドキア観光はやっぱりツアー参加が無難だ。だからレッドツアーとかグリーンツアーとかが人気なのだ…けれど、個人旅が好きな人向けにホップオンホップオフバスが欲しいなぁ。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2019/8/20)をリライトしたものです。

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