愛は赦し、闇のヴェールの後ろにはすぐ光

SPIRITUAL/HEALING

「このダメダメな世界に産み落とされて」「こんなダメダメな自分になって」「あいつキライ!がとまらない」「感情が爆発しそう」「嫌な霊気ばかり感じちゃって」そんな方々から最近よく相談される。私もずっとそうだった。でも、どうしたら闇を抹消できるのだろう。

残念ながら闇を抹消しようと思えば思うほど、フォーカスされてしまう。
フォーカスされ続ければ、行きつく先は、究極なら、人生を反転しかねない場所になる。
だから人々は、氣分を買えるような旅行やゲームやリラックスできる何かをして氣を紛らわすのだ。

けれど、
自分の中の闇に氣づいたのなら、光に統合されるまでそれは繰り返しあがってくるだろう。
ただの先延ばしするに過ぎない。

その原因は、
小さい頃の記憶かもしれない、
何万年も前からある、解消されないトラウマかもしれない。

原因なんかなんだっていい。
もう、思い出そうとしても思い出せないから。

それなら、統合をひたすらしていこう。

統合は、闇をハグして愛して感謝し、光で消してゆくもの。

どんな素晴らしいマスターも、自分の中の闇を完全に抹消滅所することはできない。

 

苦しいとき、
辛いとき、
ネガティブなとき、
闇はヴェールのように薄く繊細で、そのすぐ後ろに光があることを思い出そう。

 

闇やネガティブは悪者じゃない。闇がなければ光もないからだ。
光はいつも、ここにある。頭上に、ハートに、私たちを囲むように、悦びや楽しさや幸福や健やかさの、極上のあたたかな眩しい光が、すぐそこにある。
闇もまた、私達一人ひとりの中に必ずあって、それはどうしても取り外してしまうことができない。

 

感情を抑え込まずに受け入れて認め、許し(赦し)の光で、自分と相手とこの世界とを包み込んで癒やすしかない。
それには、意志力が必要だ。

 

光は、自分の外にも、内にもある。
外には、光の雨が降っている。
この雨は、この宇宙から降り注ぐ祝福の光。

そして、私たちの内には、光の塊がある。
自分の丹田から湧き上がる幸福のエネルギーで、ハートの痛みや、闇や、頭のゴミを癒やし変えてゆくのだ。

 

一度にできないかもしれない。
何年もかかるかもしれない。
でも、闇のヴェールは薄い。
氣がついたのなら、ゴールはもう間近だ。

「闇に力を貸していたのは、私自身で、闇を好き好んでいたのは、私自身だった。」

という真実に「はっ」とする時、闇だと思っていた自分の中の自分を裁く悪者は、涙や癒しとなって、外へと出てゆく。

すべては、自分次第なのだ。