【基本編その1】アイスランドの旅はやっぱりブルーラグーン

公開日 06/10/2019 最終更新日 2023年9月12日

15年前、氷点下二桁台のアイスランドを旅した時、ブルーラグーンの温度はぬるかった。あまりに外気温が寒すぎた。再びアイスランドを旅しようと計画している今、やっぱりブルーラグーンは旅のプランから外すことはできない。例え水着になるというリスクを背負ってでも、行かねばならない。若者には若者の、大人には大人のブルーラグーンの楽しみ方がある。「話のネタに入ってみよう」ではない、もっと大人の旅に相応しく、ゆっくりブルーラグーンに滞在してみたい。どんな旅にしよう。

ブルーラグーンとは?

ブルーラグーン/アイスランド

ブルーラグーンは、乳白色をした巨大な温水プール…ではない。地熱発電を活かした巨大な温泉…でもない。ガイドさんが「海の温泉」と言ったことをよく覚えている。日本の温泉は、地中深くから汲み上げているわけだが、ここは温かな海水。900万リットルもの豊富な水量を誇る。この海水がすべて入れ替わるのは40時間後。乳白色なのは、ミネラルが豊富に含まれているから。女子が大好きなクレイパックを全身にすることができる。ちゃんと効能があるからこそ、老若男女問わず世界中から観光客が押し寄せるのだ。注意しなければいけないのは、日本の温泉よりもぬるめで、当然、水着着用だ。

ブルーラグーンのうたう効能

ブルーラグーン/アイスランド

ブルーラグーンのHPでは、乾癬(かんせん)の治癒を助けると記載されているほか、シリカを豊富に含むクレイパックでお肌が若返る、とも。海外の温泉の効能って、だいたい乾癬に効果ありと書いてある、謎。

ブルーラグーン/アイスランド

白い泥をすくって、全身にぬりぬりする。炎症を抑えて健やかな肌にする藻類、血行を促進する多くのミネラルが含まれているらしい。『SILICA MUD MASK』とかかれている場所に置かれているトレイからクレイをとって、5~10分ほど顔に塗る。私はそれを知らなくて、その辺からすくってぬりぬりしてしまった…。ツルツルお肌になったから、たぶん問題ない。

リトリートスパとラグジュアリープラン

ブルーラグーン/アイスランド

大人の極上の癒し旅に欠かせないのが、スパだ。ブルーラグーンのリトリートスパは、暖炉やキッチン、コンシェルジュサービスがある。4時間の入れ替え制だ。水中マッサージ、ブルーラグーンのクレイを使ったトリートメント・マッサージが受けられる。このプランで予約をすると、ブルーラグーンへ自由に出入りできる。さらに、プライベートルームの利用ができる。1ルームあたり、4時間で7~8万円ほど。

ブルーラグーン/アイスランド

屋外には、ウッドデッキ(テラス)洞窟風のサウナがある。私が行ったときは、まだリトリートスパなかったと思う。当時はお金がなかったしまだ若かったから、縁がなかったとも言う。さくっと入りに行くだけでも、半日程度は滞在する。予約なしでも入ることはできるが、上質な大人な旅では、予約をした方が賢い選択だ。「スタンダードとコンフォートプラン」、「プレミアムとラグジュアリープラン」があり、入口で並ぶ列を間違えないようにしたい。前者は若者、後者はオトナが並ぶイメージだ。

事前予約制

ブルーラグーン/アイスランド

私は予約なしで入ったけれど、一応、ブルーラグーンのホームページから事前予約が必要になっている。特に、ラグジュアリープランを利用する場合は必須だろう。料金は日時によって変わる。毎日、8:00~21:00までの間で、3つのプランからの選択する。
参考までにメモとして残しておく。

※1ISK(アイスランド・クローナ)=0.86円(2019年10月現在)

コンフォートプラン

6,990ISK~(約6,012円)
【含まれるもの】
・ブルーラグーン入場料
・クレイ顔パック
・タオル
・ドリンク1杯

プレミアムプラン

9,900ISK~(約8,514円)
【コンフォートプラン+下記を含む】
・選べる顔パック
・スリッパ/バスローブ
・併設するレストランでのテーブル予約
・食事時にスパークリングワイン

ラグジュアリー:リトリートスパ

79,000ISK~(約67,940円)
・リトリートスパ・ブルーラグーンへ4時間以内無制限入場
・プライベート更衣室
・アメニティ
・ドリンク

詳しくは、ブルーラグーンHPへ。

www.bluelagoon.com

カフェ・レストラン・ホテル

カフェ・レストラン

よりカジュアルな溶岩レストランと、ミシュランガイドに掲載のモスレストラン、それと、ラグーン・カフェがる。物価が高いアイスランドで、これらのカフェとレストランはやっぱり高かった。カフェでは、コーヒーとサンドウィッチと、ちょっとしたサラダだったり、ジュースやお水などが買える。

www.bluelagoon.com

ホテル

ホテルは、よりカジュアルなシリカホテルと、ラグジュアリーなリトリートホテルの2種類。レイキャビック市内から日帰り、または、空港利用のついに立ち寄る人が多いようだが、大人の極上の癒し旅としては、どちらかのホテルに数日は滞在し、免疫力を高めるのが理想だ。

www.bluelagoon.com

無料でまわれるアウトサイド

アウトサイド・ブルー・ラグーン/アイスランド

ブルーラグーンに入らなくても、ブルーラグーンの景色は無料で楽しむことができる。無料の駐車場に車を止めて、ブルーラグーンへと至る道を歩くと、右側にはブルーラグーンの受付がある。その左側に広がるラグーンが、アウトサイド・ブルー・ラグーンだ。景色を見たり、写真を撮ったりするだけなら、こちらでも十分楽しめる。水着になりたくない!お金払いたくない!時間がない!というような場合はこちらで足をちゃぷんと入れている人もいる。

日本でもスパ体験を

スパイメージ

クレイでつくったスキンケア商品を、個人輸入することができる。やり取りは英語だし、個人輸入になるから、慣れていない人にとっては心配だけれど、取り寄せてみる価値はあると思う。配送料が別途かかることと、税金がかかるかもしれないことについては覚えておく必要がある。また、化粧品輸入については、個数制限があったと記憶しているので、事前にお近くの税関へ問い合わせてから輸入したい。

一生に一度は、ブルーラグーンへ

ブルーラグーン/アイスランド

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。イタリア、フランス、トルコにも、温泉・テルメはたくさんあって、リトリートやクレイマッサージを受けられる場所も豊富。ブルーラグーンはそれと比べたら、お洒落さに欠けるようで、地味なようで、でも、ありのままの地球と溶け合うような感覚を味わえる。

アクセス

レイキャビック市内/アイスランド

ケプラヴィーク国際空港から、レイキャビック市内に向かう幹線道路の途中にあるのだが、なにぶん車がないと個人では困難だ。一番ベストは、レイキャビック市内の旅行会社に申し込む方法だが、面倒くさい。貴重な時間を旅行会社選びに使えない。Veltraのオプショナルツアーなら、あらかじめ日本から予約できて、今のところ安心・安全、品質もいい(個人の感想です)。これが絶対にベストだ。

www.veltra.com

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
詳しいプロフィール

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