【基礎編1】モロッコでウェルビーイングな旅を

公開日 08/07/2021 最終更新日 2023年9月12日

モロッコには、おいしい料理と心癒される風景とアルガンオイルがある。初めてのモロッコ旅なら、古都フェズやマラケシュ、砂漠メルズーガ、高原ハイアトラスを上手に組み合わせて欲張りに旅してみたい。それが、モロッコ旅の魅力の一つだ。

必ず行きたい古都

1.マラケシュ

マラケシュ/モロッコ

モロッコといえば、マラケシュ。モロッコらしい雰囲気も、スークも、レストランも、活気があっていい。かの有名なフナ広場はモロッコ観光のハイライトといってもいい。

スーク

スークの一例/マラケシュ・モロッコ

映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』のロケ地がモロッコであることは、ファンには周知の事実であり、特にここマラケシュのスークは絶対外せない場所となっている。エイダンと出会い、うっかりパスポートを忘れるあの撮影地である。元は物々交換をしていた場所だった。

モロッカンランプ

ここでは、モロッカン・ランプと、モロッコ絨毯、バッグやバブーシュなど、見ておきたいもの、手に入れたいものが目白押しだ。スークごとに取り扱っているものが異なっているので、事前にしっかり計画をたてて効率よくまわりたい。

フナ広場

フナ広場/マラケシュ・モロッコ

旧市街はメディナとよばれ、ユネスコ世界遺産リストに登録されている。そのメディナの象徴であるクートビア・モスク(Koutobia Mosque)、インスタグラムで人気がでたベン・ユーセフ神学校(Ben Youssef Madrasa)、フナ広場(Jemaa el-Fnaa Square)は必ず行っておきたいスポットだ。

アルガンオイルの故郷エッサウィラへ日帰り旅

エッサウィラの城壁/モロッコ

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の舞台となり人気がでたエッサウィラ。元々、アルガンオイルで有名な町だ。日本では高級オイルとして知られるアルガンオイル。エッサウィラには、アルガンオイル協会があり、アルガンの木から伝統的な製法で搾油する方法を実際に見学し、購入することもできる。ランチには名物シーフード料理がおすすめだ。

アルガンオイルの伝統的搾油法/モロッコ

アルガンオイルは食べても体にいい。レストランで食事と一緒にオーダーしよう。パンにつけて食べたり、はちみつと混ぜて食べたることができる。アルガンオイル協会では、試食もできる。少し高価ですが、自分へのご褒美に良い。エッサウィラで過ごす一日は、城壁を見物し、アルガンオイル協会で見物&ショッピングをし、シーフード料理のランチをして、午後はスークを歩いてウィンドゥ・ショッピング、というのがいい。マラケシュから近いので、日帰りが可能だ。

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2.フェズ(Fes)

歴史あるフェズの街なみ/モロッコ

フェズは、モロッコらしいモロッコを味わえる重要なスポットだ。防衛の為、迷路のような町になったフェズ(フェス)は、その複雑さにおいて世界一と言われている。ベルベル王朝から歴史を刻み続け、およそ1000年の歴史を持つ古い町で活気と喧騒が心地よい。実際に歩いてみると、狭い道には、生活と静けさと子どもたちの声があった。

ブー・ジュルード門/フェズ・モロッコ

見所の多くはメディナとよばれる旧市街に集中している。色鮮やかなブー・ジュルード門、スーク、ベルベル王によって建設された神学校、ブー・イナーニーヤ神学校など、見所はつきない。どこもかしこも絵になる風景だ。

スーク/フェズ・モロッコ

フェズの町は、モロッコで一番モロッコらしい建物と文化と喧騒を味わえるベストな場所であるといわれ、1981年にユネスコ世界遺産リストに登録された。

モロッコのパワースポット

1.オート・アトラス(High Atlas)

オート・アトラス/モロッコ

個人的に、モロッコで一番のパワースポットと感じるのが、オート・アトラスだ。北アフリカに寝そべるようにあるアトラス山脈の中でも、一番標高が高い部分を、オートアトラスとよぶ。山中をドライブしながら、小さな町を巡っていく旅のスタイルが主流で、モロッコ人ガイドもおすすめのプランなのだそうだ。緑豊かな谷、歴史的な遺産があり、途中の町で宿泊もできる。

ティンメル・モスク/モロッコ

アトラス山脈は、歴史や聖書によく名が残る。日本の漫画でも、『王家の紋章』『天は赤い河のほとり』といった古代文明を舞台に描くストーリーによく登場する。アトラスの町へ至るみちは酷道である。クネクネした山道は、とても自分で運転することはできない。ドライバーとガイドを別に雇うか、オプショナルツアーで参加するのが賢明だろう。

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2.メルズーガ(Merzouga)

メルズーガ/モロッコ

せっかくアフリカまで遥々来たのだから、砂漠は必ず体験しておきたい。特に、砂漠で宿泊することはヒーリング効果が高いと言われている。メルズーガは、モロッコの東端、アルジェリアとの国境付近にある町。豊富な地下水源があることで知られ、いわゆるオアシスとして発展している小さな町だ。

メルズーガ/モロッコ

このメルズーガは、エルグ・チェビ(Erg Chebbi)の最寄町として、多くの観光客が訪れる。エルグ・チェビは、サハラ砂漠から少し離れた場所にある小さな砂漠・砂丘だ。メルズーガを拠点として、ラクダに乗ってエルグ・チェビのテント村へ宿泊するプランが定番だ。

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フォトスポット・シャウエン(Chefchaouen)

シャウエン/モロッコ

インスタグラムで火が付いたシャウエンは、青く塗られた建物がとてもフォトジェニック。青く塗っているのは、この地にスペインから逃げてきたユダヤ教の人たちが、「天の色」として塗ったかららしい。

シャウエン/モロッコ

青は青でも、家ごとにさまざまな青がある。通りがかりの店の、こんなカラフルなハンドメイド小物と猫がよく似合う。現在、地球上で観測されている「青い町」は、ここシャウエンと、インドのジョードプルのみらしい。

インドの青い町・ジョードプル

ジョードプルはいつの日か訪ねてみたい場所だ。

リヤドに泊まろう

リヤドの宿の一例/モロッコ

宿泊は、リヤド(Riad)へ。リヤドとは、邸宅をリフォームして宿泊施設のこと。センスが良く、スパでトリートメントが受けられることもあり、女性に絶大な人気を誇る。一人でもカップルでも女子旅でも、リヤドへの宿泊は外せない大切な旅のプランだ。

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洗練されたエキゾチックな癒しの旅へ

出会いは旅の目的の一つ/モロッコ

モロッコでウェルビーイングな旅をするのは十分可能なのである。ただし酒はない。中東よりイスラム教の規制が厳しくないモロッコは、エキゾチックな旅をしたい女性に最適な国なのだ。モロッコを建国したベルベル人との出会いも、忘れてはいけない旅の目的の一つだ。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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PROFILE

AYGARU OWNER
 
多香 温寿美
Atsumi Takou
 
スピリチュアルカウンセラー
ヒーラー
臼井式レイキティーチャー
AEAJアロマテラピー検定1級
(一社)日本フィトセラピー協会認定ハンドケアセラピスト
添乗員/元大手旅行会社勤務
総合旅行業務取扱管理者
パートナーはトルコ人
 
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